Climbing Report

瑞牆山十一面末端壁・調和の幻想

日程：2013.09.29

メンバー：CL　古川（記）、梅澤

行程
07:00植樹祭公園芝生 - 松澤さん一家&盛山夫妻とワイワイ朝食 - 09:00頃？出発 - 10:00十一面末端壁「調和の幻想」取付き/登攀開始 - 13:00頃終了点/下降 - 14:00下山開始 - 15:00駐車場

前夜発で瑞牆山へ。今回のお目当ては「調和の幻想」。昨年雨で登れずにいたクラック主体の5P 5.10aのマルチ。

装備 : カム／エイリアン x 1set、キャメ0.5～6番 x 1set (0.75～2番は2つ)、ヌンチャク/スリング適宜

結果的にはカムはこんなにいらなかった(^_^;)


1P 5.10a 古 owからハンドだが下部はサイドのクラックもあり快適。バック&ニーでスイスイ登る。梅はあまり体調良くないようで呼吸が荒い(- - ;)
2P 5.9 梅 少しかぶったクラックから左の草の詰まったクラックを使ってスラブを登る。息の荒い梅がおもむろに目の前にカムをセット。ハーネスに装着∑(゜Д゜)まさかのセルフ。まぁ良いけど(- - ;)ガンバ。
3P 5.10a 古 あまり覚えていない(^_^;)
4P 5.9 梅 気を取り直して木登りからスラブへ。スラブからフレーク、ハングのクラックへと問題なく抜けた。あの2P目は何だったんだ(- - ;)
5P 5.8 古 噂の大フレークのランナウト。念のためキャメの5＆6番を持ってきていたが、それでも10m位はランナウトしたかな？ワイドには抵抗がないので特に難しくは感じなかった。下部フレークより最後のowの方が技術的には難しいと思う。

ということで無事テッペンに立つ。
下降は途中まで同ルート。3P終了点のテラスからは春うららなどがある方へ懸垂すると支点があり地上まで降りれる。

時間もあまりかからなかったし快適に登れて楽しかった。
たまにはこういうルートも良いね(￣ー￣)b

                       古川ゆーた

 

明星山P6南壁フリースピリッツ

2013/09/21~22　前夜発1泊2日

メンバー：斎藤（CL）　入江（記）

 なんとか完登なるも…私のスピードが上がらず終了点直下でビバークの末の下降となった。

 

9/20　移動

レンタカーにて移動・ヒスイ峡キャンプ場の駐車場で仮眠。

 

9/21　登攀

5:30駐車場発-6:20取り付き・登攀開始-17:20終了点・登攀終了-下降-18:30ビバーク

 

駐車場から車道を戻り東屋近辺から河原を目指して下降。踏み跡はある。

糸魚川の水量は少ないようで水位は脛くらい。渡渉は容易。斎藤は飛び石で越える。

取り付きには1番に到着。（この日フリスピに他パーティーは来なかった。）

装備を整えて登攀開始。

 

1p　斎藤

草付き交りを左上。

2p　入江

3p　斎藤

この辺りからようやく岩登りらしくなってきたような。

4p　入江

5p　斎藤

ハングしたのスラブをトラバース。

6p　入江

下部核心Ⅴ＋（5.8）

ウメボシ岩下を右にトラバース。

一旦ウメボシ岩直下まで登ってアンダーを効かせつつトラバース、後半は染みだしがひどい。途中で一旦数歩降りて更に右に。ガバリップにマッチで体を預けて大股で越える。切れ落ちた壁にスメア気味で怖い。

正解は最初から登らずトラバースと思われるが、フットホールドはほとんどない。

7p　斎藤

8p　入江

9p　斎藤

ハング間のカンテ裏凹角をクラックから越し緩傾斜帯へ。

 出だしがやや悪いように感じたがあっさりリードで越えていった。

 

ビレーポイントにて…

ここから上にいくかどうか検討。

かなり時間がかかっているので、下降は確実に真っ暗だがどうするか…

かなりバテてはいるものの、降りたくない気持ちが勝る。

斎藤もそれを察してくれたのか？GOすることにする。

10p　入江

中間バンドの簡単なガレ場で無駄に迷う。

11p　斎藤

黒い垂壁を目指して登る。特にどこといったルートはないようだった。

12p　入江

13P　斎藤

パノラマバンドをトラバース。

その名の通り景色は最高。

手足はあるので丁寧に行けば難しくはない。 

14p　入江

上部核心Ⅴ+（5.8）

出だしの凹状のフェースが難しい。細かいカチホールドが多く、嫌な感じだが声出しでごまかして高度を稼ぐ。しかし疲れているのと思い切りが出なくなってきたのとで途中からはA0してしまう。

残置は豊富なだけに悔しいが惨敗であった。

凹角に入るとあとは簡単、適当な立木でビレー。

 15p　斎藤

ブッシュ交りを登り終了とする。

 

軽く装備をしまいつつ一休みして下降に移る。

WEBの他山岳会の記録に多数あるとおり、踏み跡が判然としない。

かなりザレザレな急斜面を下りているうちに暗くなる。どうやら道をはずしているようだ。

暗闇でのこれ以上の下降は危険と判断し、ビバークとする。

斎藤が左にトラバースして横になれる場所を探してくれた。

今宵は雲ひとつなく月星がきれい。

と洒落られるのもつかの間、疲れていたので岩角にセルフをとってあっさりと眠ってしまった。

最初の3時間くらいはまだ余裕があったが、それ以降は寒くて震えながら朝が来るのを待ち望むしかなかった。

 

9/22　下降

6:00下降開始-8:30糸魚川-休憩・他ルート観戦-駐車場着

明るくなってようやく寒さからも解放されて行動開始。

正規ルートははずしていると思われたので、少し下ってからは懸垂下降。

5回でちょうど左岩稜の左側の河原に降り立った。

 河原で休憩しつつ他パーティーの登攀を少々見学。

その後駐車場まで戻る。

 

当初予定していた左岩稜はキャンセル、翌日は場所を群馬に変えてフリーの予定を立てていたが、夜に雨が降ったため朝一で帰京。

斎藤はジムへ、入江は御岳ボルダーへ向かった。

 

メモ

9/中の明星山は暑い。昼間は長袖だと汗だく。

ギアはスモールカムが有効。キャメ#2~小さいサイズ1セットあると楽になる。

前穂高岳・屏風岩 雲稜ルート

2013年8月20～21日

メンバー：安齋 CL（記）、岡田（会員外）

 

8月20日（火）

 

5:30 上高地

さわやか信州号にて上高地入り。

今日中にルートを抜けきるつもりですぐに出発。

天気は怪しい。

 

7:30 横尾着

湿った嫌な風が吹いていたが、少し晴れ間が出る位に天候回復。

 

8:20 渡渉

水量も少なく、スネくらいまでしかない。全く問題なし。

 

 

9:35 T4尾根に取付く

まだ天候は持っているが、3ピッチ目でポツリ、ポツリとき始めた。

軽量化はしたがやっぱり重い荷物。でも流石に何度も登って慣れた。

 

11:15 T4到着

まだ天気は持ちそう。さっさと抜けてしまおう。

 

1P目　5.7　岡田リード

50m一杯まで伸ばす、見栄えのするルート。2つ目の小ハングが核心でしょう。

長いので結構疲れる。岡田、粘って突破。

 

 

さて、2P目と思ったら雨がザッと降ってくる。

お約束のパターンに舌打ちしながら、様子見。

 

敗退しかないかと思いつつ、1時間くらい待つと小降りになったので、

せっかくだから登ってみることに。

 

2P目　5.8　安齋リード

出だし核心。右へ下り気味にトラバースして取り付けば簡単そうだが、そのバンドが崩落していてちょっと嫌だ。

なので、正面のフェースを登ってからトラバース。

左手アンダーで離陸して、悪いカチ経由で右上のガバへランジ気味にデッドと思われる。

ボルダーの4級くらいかな。結局A0でガバを取る。5.8ですか、辛いですね。

その後右上するが、濡れたカチが全く保持できずまたA0・・・。弱い！

 

扇岩テラスは安定していている。

次が核心、5.11cの3P目だが、この状況では無理なのでビバーク決定。天候回復を祈る。

3P目は思ったより支点はしっかりしている。離陸できることは確認したが、すぐにA0でしょうね・・・。

 

 

風も出てきて、天候は悪化。一晩中結構しっかり降ってくれました。

お尻が痛かった。

 

8月21日（水）

雨なので明るくなったらとっと降りる。

帰りの渡渉の増水を心配したが、そこまでではなく最短距離で渡れた。

 

 このルートの敗退は4回目。

また、来年にでもお訪ねいたします。

 

天気もありますが、実力不足も実感した山行でした。

体力を含めたフリー能力不足。

荷物が重いとか、岩が濡れているとか言っているようではアルパインのルートは登れないですね。

この教訓を糧に精進します。

 

動画が流行って（？）いるようなのでUP。切って貼っただけですが。

 

 

 

 

 

 

前穂高岳・屏風岩東稜

２０１３年８月１４日～１５日　CL:盛山（記）、松澤

 

＜行程＞
８／１５：上高地－－横尾
８／１６：横尾5:00－－6:15T4尾根取り付き－－8:00T４テラス－－8:15T２テラス（東稜取り付き）－－13:30終了点－－14:15T2テラス－－16:30横尾－－18:30上高地

＜記録＞
実は初めての前穂高屏風岩。
昨年は雨で渡渉すら出来ず敗退。
今回はまあ、問題を含みつつも余裕を持って完登です。

何が問題かって、
「あっ、ルート図を車に忘れた(ﾟﾛﾟ; )」
「あっ、俺も(ﾟдﾟlll)」
終了でしょ、これ。
登ったことないルートでルート図ないって、あり得ないんですけど。
いやいやルート図に頼った登攀はダメだよ・・・いや違うだろ。
そんな問答をしつつも、とりあえず横尾に向かう。
そんなこんなで、とても情けない理由で敗退の危機を迎えつつ、ルート図をメールで送って貰う、現地で出合ったクライマーにルート図を見せてもらい写真を撮るといった対応で無事危機を乗り切る。
メールしてくれた会の仲間、横尾で会ったクライマーさん、道すがら突然「トポ持ってないですか？」と訳のわからん質問を受けた方・・・すいませんでした、そしてありがとうございました。僕らは無事完登出来ました。

～ルート記録

・１ピッチ目
出だしからの小ハング越え。ピンの距離は想像以上に近く人工登攀としては比較的易しい。乗り越えるとこの肝心なピンがお辞儀をしていて今にも抜けそうなのはちょっと怖かった。俺、セカンドで良かった。
ハングを越えて５mくらい伸ばした小テラスでピッチを切る。
このルートは懸垂ルートでもあるので至るところに支点がある。
ついでにフリー用のペツルボルトがあり、それに引っ張られると変なラインになりそう。使える物は使いますけど。

・２ピッチ目

ビレー支点から直線的に続くボルトラダーを登る。単純なアブミの掛け替え。風も出てきて高度感もあり気持ち良い。
鼻歌混じりに登る。
ところどころ弱そうなボルトやハーケンがあるが問題なし。

・３ピッチ目
左に人工でトラバースしてランペを登る。途中に支点がありピッチを切る。

・４ピッチ目
ルート図的にはまだ３ピッチ目。支点から５mくらいでボルトラダーはなくなりフリーに切り替わる。
意外にフリーが怖い。あまり足場が宜しくないが支点が隣接して３つくらいあるので、ここで切る。（たぶん３ピッチ目の終了点）

・５ピッチ目
右にトラバースして、崩壊しそうなフレークに立ち上がり人工開始。
人工自体は難しくないが少々疲れが・・・
ここでもちょっと動きが難しい部分のハーケンの入りが甘く多少は怖い。

　 　

・６ピッチ目
人工混じりのフリー。ピナクルテラスに向けて直上。人工ルートなのでA0も使いまくり。テラスの前で段が上がれず困る。ボルトラダーもないし、フリーで行くにはホールドスタンスが少ない。左から回り込んでテラスに上がったがやはりザイルが極悪に重くなった。
ビレーしたらザイルが動かないのでテラスから一度降りてランニングを解除しました。
ここはルートミスったかな？

・７ピッチ目
最終ピッチ。特に難しくもなく人工主体で登る。ブッシュに突っ込み終了！

　

ルートの総括としては想像以上にピンの状態が良く打ち足しや細引きの追加も必要なく登れた。
とても快適なルートだった。
ただピンがかなり多いのでルートを間違えると大変なことになるんだろーなーと。

 

おまけの登攀動画
  
（初めに作ったオリジナルとは著作権の為、BGMを変更した・・・ ）

笹穴沢 赤谷川 谷川連峰

2013年8月11日　谷川連峰　赤谷川　笹穴沢　沢登

　カッチン　イッコウ　アタル　ニイミ　松（記） 

　前夜発一泊二日で、笹穴沢に行ってきた。

　車二台で、出来るだけ朝早く出るのがお勧め、アプローチはヒルに気をつけましょう。

　大変に楽しい沢、綺麗だし、直登が多いし、何しろゴールの稜線がキレイ。

　滝も立派だし、ナメ滝も良い。

　沢で一泊してのんびり行くのも良いだろう。

　また機会があれば行きたい沢です。お勧めです。

剱岳

日程：2013.08.07-10

メンバー：CL　梅澤、古川（記）

行程

6日：扇沢-(0+15)-ダム-(3+00)-内蔵助平-(3+00)-真砂沢ﾛｯﾁﾞ幕営

7日：真砂沢ﾛｯﾁﾞ-(2+30)-八ツ峰近く幕営地-(0+10)-八ツ峰Dﾌｪｲｽ-(2+00)-6峰頭-(0+30)-幕営地

8日：幕営地-(0+10)-Cﾌｪｲｽ-(1+20)-6峰頭-(2+00)-八ツ峰の頭-(1+00)-剱岳山頂-(0+40)-池ノ谷乗越-(0+30)-幕営地-(1+00)-真砂沢ﾛｯﾁﾞ幕営

9日：真砂沢ﾛｯﾁﾞ-(6+00)-ダム-(o+20)-扇沢-(5+00)-自宅

行ってまいりました剱岳！！

久し振りのフル装備を背負っての歩き。。。

辛かったです(- -；)

前夜発で扇沢にて仮眠。

始発のﾄﾛﾘｰﾊﾞｽで黒部ﾀﾞﾑへ

後から知ったのだが室堂から入れば歩きは

かなり楽だったとか∑(￣□￣；)ﾀﾞﾏｻﾚﾀ！！

ダムからは内蔵助平を経由して真砂沢へ。

本当は八ツ峰近く幕営地まで歩きたかったが、

その体力は残ってなかった。

何はともあれテント設営

真砂沢のテン場はトイレもあるし水も取れるしで非常に快適でした

大学の山岳部が沢山いた。

翌日4:30起床。6:00発長次郎谷の雪渓を歩く。

1+30くらいで行けるかなと思っていたがなかなか着かない(- -；)ｻﾞｯｸ重ｲ

なかなかの急登で前日上がらなくて良かったと心から思った。

結局2+30くらいかかってやっと到着。

登攀準備をしDﾌｪｲｽへ。

Dﾌｪｲｽ取付きは雪の塀のような状態になっており、

入れるか微妙だったが近づいてみると一箇所だけ雪が繋がっており無事取付きへ。

ここでやってはいけないミス

富山大ルートを登攀予定だったのだが手前に残置スリングが沢山あった為しっかり確認せずに取付き、登り始めて少しして異変に気づく梅。

明らかに難しい∑(￣□￣；)！！！どう考えてもⅣ級じゃない。

梅曰く、今回の山行で一番頑張ったという奮闘ぶりもどうやらここは左ルート？？たぶんみんな間違って取り付いて敗退下降するためにスリングが沢山あったのだろう。上部はどう見ても人工（？）ということで１Pで懸垂。

１時間程ロスしてしまった。ちゃんと下調べして壁周辺をしっかり見てから取り付きましょう（反省）

ということでやっと富山大ルート登攀開始。

正規ルートはトポのグレード通りという感じ。脆い岩、ボロい残置ピトンにフリーの時のような思い切った登りじゃなく慎重な登りが続いた。

特に問題なく6峰の頭に到達。下降はAﾌｪｲｽの方へ歩いていき１P懸垂で５・６のコルへ降り立つ。

本日の登攀は終了。明日からの計画をテントにて会議。

今回の計画ではDﾌｪｲｽとチンネ左稜線を登攀予定であったが、ここまで来て剱岳のピークを踏まないのもなぁということで、明日はCフェイス→八ツ峰上半部縦走→八ツ峰の頭→北方稜線→剱岳→北方稜線→池ノ谷乗越→長次郎谷右俣→テントというプランに決定。

時間を見ながら厳しいと判断した場合はその場で判断ということで。お隣のテントの方が八ツ峰上半部のトポを持っており夜の間お借りすることができたので大変参考になりました。

翌9日3:30起床。朝食を済ませ準備をしようとするが外はかなりガスっている

10m先のテントも見えないような状態で、もちろん6峰は全く見えない、、、これでは天気の判断もできないので少しガスが晴れるのを待つ。予定より一時間程経ったところでやっと6峰が見えてきた。

日も昇り気温も上がり始めれば晴れてくるだろうということで出発！！

Cﾌｪｲｽにはすでに大学生が数ﾊﾟｰﾃｨ取り付いていた。

本日の行程はなかなか長いのでCフェイスもダッシュで抜ける。

そこから6峰の頭に移動。八ツ峰上半部縦走開始。八ツ峰上半部は所々懸垂＆クライムしながら稜線を行く。特に難しい所もなく懸垂点もスリングが沢山あって迷うことはない。八ツ峰の頭まで行き一回の懸垂で池ノ谷乗越に下りる。

ここから剱岳山頂までは不要な物をデポし北方稜線を歩く。遠くから見るとまくのかな？と思っていたが乗越しからすぐ↓のところから登って行けた。

 

 

 

途中雷鳥さんにも遭遇

北方稜線はなかなかガレていたけどクライム＆クライムダウンを繰り返しながら無事一時間ほどで山頂に到着！！無事ピークハント

 下降は北方稜線同ルートを戻り、長次郎谷右俣から雪渓を下降。なかなかの急登なので雪渓歩きが心配であったが、アイゼン履いていれば大丈夫だった。

Cフェイスから元の計画にあったチンネ左稜線を継続して北方稜線に出ても時間的にはいけたなぁと思ったけれど、次の日の歩きもあるし結果的には今回のプランで良かったと思う。体力も残っていたのでこの日のうちに真砂沢ﾛｯﾁﾞまで下降することにした。あれだけ辛かった雪渓も下降は快適。１時間くらいでテン場、初日と同じところにテント設営。

最終日は初日と同様のルートでダムまで歩く。往路よりは楽だったように感じた。

無事怪我もなく全行程完了

前の槍の時は長い歩きで膝がやられたが、今回は痛みもなく歩ききることができた。

普段のフリーとは全く違った山行ではあったけれど、無事剱岳のピークも踏めたし四日間天気にも恵まれ楽しい山行となった。

次はどこに行こうかなぁ。

梅古

 

 

 

 

 

 　　　　　剱沢雪渓↑

 

　　　　　　　八ツ峰から剱岳本峰→

SquamishTour

日程　7/8-19

メンバー：CL 古川（記）、梅澤

 

念願のスコーミッシュ！！！
諸事情によりUPが遅くなりました。長文です。

まずざっと登ったルート。
OS:オンサイト、FL:フラッシュ、2RP:2回でレッドポイント
トポより★数＆TOP100を記載。

古
[OS]
Penny lane  5.9  TOP100（→）
Quarryman  5.8  TOP100
Beginner's Luck  5.6  TOP100
Brunser Overhang  5.11a  ★★★★（3つ目）
Catch Me Quicker  5.10b  ★★★★
Pleasant Pheasant  5.11a  TOP100

[FL]
Mosquito  5.8  ★★★★
Cat crack  5.7  ★★★★
Burgers And Fries  5.7  ★★★★
Flying Circus  5.10a  TOP100
Neat & Cool  5.10a  TOP100
Arrowroot  5.10b  ★★★
Seasoned In The Sun  5.10b  ★★★★（→）
The World's Toughest Milkman  5.9  TOP100
Geniside  5.10b  ★★★★
Clandestine Affair  5.9  ★★★★
Zoe  5.10a  TOP100
More Than Just a Pretty Face  5.10c  ★★★★

[e.t.c]
Partners in Crime  5.11a  3try 激落！Σ(ﾟдﾟ|||）★★★★
Kangaroo Corner  5.11a  2RP ★★★★

梅
[OS]
Cat crack  5.7  ★★★★
Mosquito  5.8  ★★★★
The World's Toughest Milkman  5.9  TOP100
Fist  5.10a  ★★★★
Geniside  5.10b  ★★★★
Clandestine Affair  5.9  ★★★★
Zoe  5.10a  TOP100
More Than Just a Pretty Face  5.10c  ★★★★

[FL]
Quarryman  5.8  TOP100（写真2つ目）
Flying Circus  5.10a  TOP100（写真右）
Neat & Cool  5.10a  TOP100
Seasoned In The Sun  5.10b  ★★★★（↓ ）
Beginner's Luck  5.6  TOP100
Pleasant Pheasant  5.11a  TOP100

[e.t.c]
Kangaroo Corner  5.11a  2RP  ★★★★
Penny lane  5.9  1ten  TOP100
Arrowroot  5.10b  1ten  ★★★
Burgers and Fries  5.7  TR  ★★★★
Pertners in Crime  5.11a  TR  ★★★★

梅古
Exasperator  5.10a & 10c  OS TOP100
St. Vitus' Dance  5.9  6P  TOP100
        & Karen's Math  5.10a  ★★
                &Memorial Crack  5.9  ★★★
Rock On  6P  5.10a  TOP100
        & Squamish Buttress  7P  5.10c  ★★★
Apron Strings  5.10b  &  10a  TOP100

さすがに10日間もあったのでなかなか登った
今回のツアーはグレード更新とかは重視せず、
とにかく良いルートを沢山登ろう！という事で楽しく登った。

エアカナダのバンクーバー直行便でバンクーバーに降り立つ。
レンタカーで一路スコーミッシュへ！！約一時間。
遠くに大岩壁が見えてきた。
遠くから見ると城山みたいだねぇなんて言ってたけど、
近づくとそのスケールのデカさに感動。

今回の宿泊地はPradise Valley campground。
ダウンタウンからは少し離れているが、
思ったよりは時間もかからず15分くらいだった。
水洗トイレ、コインシャワー完備で11日間とても快適に過ごせました。
スコーミッシュ行きたいと思っている人にはオススメです。($30/1night)
ここを起点に10日間毎日登りました。

上記の通りクラックショートルート、トラッドマルチルートをメインに、
フェイスも少しだけ登った。
一年間のクラック修行の成果が実り、
結果としては梅古ともにクラック5.11aまで登ることにができ、
古はクラック、フェイスともに11aをオンサイト。
本当は11後半も触ろうかと思っていたが、
1つの課題に時間をあまり割きたくなかったので今回はさわらなかった。

そして今回の自分達の一番の成果は、
Rock On & Squamish Buttressをフリーで抜けることができたことだろう
全13P、最後に出てくる核心の10cをノーテンで抜けた時は本当に嬉しかった。
ここまで来た甲斐があったと思わせてくれた良いルートであった。

せっかくなのでエリア別Report

【 Smoke Bluff 】
場所はSquamish Downtownからすぐ。
99号線から１本道入ってﾋﾞｼﾞﾀｰｾﾝﾀｰを通り越してすぐ右にの標識あり。

Smoke Bluff内の各Areaへのｱﾌﾟﾛｰﾁはﾄﾎﾟ通りで、
Pennylaneも15分くらい。
日本に比べて非常に近いです。

Pennylaneは日当たりが良く時間帯によっては暑いです。
各Areaともｸﾗｯｸは非常に豊富。
４つ星＆Top100課題はどれも楽しかったです。右の写真は激落したPartners...
ルートによっては日本とは終了点が違っていたりなかったりするので注意。

【 Murrin Park 】
Chiefより少し南のArea。
Downtownから車で15分くらいだったと思う。
でっかい駐車場があり一番近いエリアは駐車場のすぐ脇。徒歩5秒ｗｗ
週末にはBBQ家族で賑わうため昼くらいには駐車場は満車状態。
朝行けばｶﾞﾗｶﾞﾗなので問題ないが昼から行く場合注意が必要。
ここもｱﾌﾟﾛｰﾁが近く一番奥のAreaに行くのもせいぜい15分くらい。
Top100課題もあり、ここではｸﾗｯｸ＆ﾌｪｲｽを楽しんだ。

【 The Chief 】
≪The Grand Wall≫
Chiefの駐車場から林の中を10～20分歩く。
ｼｮｰﾄﾙｰﾄ、ﾏﾙﾁとたくさんﾙｰﾄあり。

Exasperator 10c (2P)　（写真→）
キレイ。2P繋げて登れるが下降は50mほどあるので、
懸垂2回で下降。

Apron Strings 10b　2P
1P目はﾚｲﾊﾞｯｸ地獄だった。疲れる。
下降は2P終了点からEscape Ledgeを歩いて行くとLedgeがなくなるところに鎖が出てくる。
鎖で3mくらい降りたらあとは歩いて戻れる。

≪The Apron≫
DowntownからChiefに行く手前に駐車場あり。
ﾏﾙﾁがたくさんある。

St. Vitus' Dance 5.9 6P
駐車場から取付きまで5分くらい。
快適なﾄﾗｯﾄﾞﾏﾙﾁ。
3-4Pを間違って繋げてしまい(先行ﾊﾟｰﾃｨが間違ってた)。
70mﾛｰﾌﾟいっぱいになる。
正解は途中でｷﾞｱｱﾝｶｰだった。
3P前半は傾斜の緩いｸﾗｯｸなため基本10m以上ﾗﾝﾅｳﾄ。
6P終了点からそのままBroadway Ledgeを歩いて下降できるが、
せっかくなのでMemorial CrackとKaren's Mathを登ってApronのﾃｯﾍﾟﾝ(?)まで行く。
下降はKaren'sの終了点から少し歩くと下降点あり30m懸垂。
Broadway Ledgeは一ヶ所落ちたらﾔﾊﾞｲところあり念のためﾛｰﾌﾟ出す。
あとは問題なし。

Rock On 10a 5P(6P)
取付きへはSt Vitusと同じところから入り、
踏み跡を15分くらい。けっこう登ります。
取付きは隣にでっかいアーチがあるので分かり易い。
1P 5.8   古　快適に登る。ﾚｯﾁﾞがありｷﾞｱｱﾝｶｰ。
2P 5.8   梅　ﾌｫﾛｰは最後のﾁﾑﾆｰ的なところでｻﾞｯｸひっかかる。ﾃﾗｽでｷﾞｱｱﾝｶｰ。
3P 5.9   古　途中少しﾙｰﾄを逸れてしまい戻る時落ちるかと思った。ｽﾗﾌﾞをﾄﾗﾊﾞｽした先でﾎﾞﾙﾄﾋﾞﾚｲ。
4P 5.10a 梅　55m繋げても良いが、ﾄﾎﾟにもある通り途中でｷﾞｱｱﾝｶｰで切った。ﾚｲﾊﾞｯｸ。
5P 5.10a 古　ｺｰﾅｰｸﾗｯｸ。ﾎﾞﾙﾄﾋﾞﾚｲ。
6P 5.7   梅　5.7。広いテラスに出る。

6Pを目標通り3時間弱で登ることができた。
この広いテラスから樹林帯を15分ほど歩くとButtress取付き。
そんなに迷うことはないと思う。

下の写真はRock On & Squamish Buttress

Squamish Buttress 10c 7P
樹林帯を歩き取付きへ。手前にVarﾙｰﾄのﾎﾞﾙﾄがある。
1P 5.8   古　小さいﾙｰﾌ脇からｽﾗﾌﾞへ。ﾙｰﾌの上に1つだけﾎﾞﾙﾄあり。次のﾋﾟｯﾁ繋げても良かったがﾌﾞｯｼｭでﾋﾞﾚｲ。
2P 5.5   梅　ｽﾗﾌﾞに走るｸﾗｯｸを登る。ﾌﾞｯｼｭ帯まで行く。
3-4P 5.7 梅　2P終了点から少し歩き、波打ったところを右上。そのまま4Pも継続。
5P 5.9   梅　5.9には感じなかった。ちなみにここから上部に行かないｴｽｹｰﾌﾟﾙｰﾄあり(新ﾄﾎﾟ参照)分かり易い。10cに自信がない人はこちらから。
6P 5.10c 古　核心ﾋﾟｯﾁ。ここまできてﾌｨﾝｶﾞｰの10c。なかなか辛い。上部は左側のｸﾗｯｸがせり出してくるので背中を当てれば楽になる。ﾌｫﾛｰはｻﾞｯｸをどうにかしないとｷﾂｲ。ﾎﾞﾙﾄﾋﾞﾚｲ。
7P 5.6   梅　ｼﾞｸﾞｻﾞｸﾞに登っていく。
荷物をまとめて、歩いてFirst Peakへ。
無事全13Pをﾌﾘｰで抜けることができた。

下降はｻﾝﾀﾞﾙに水着みたいな恰好で登って来ている人達に混じりながら重装備で快適なTrailを歩く。
Chiefのｷｬﾝﾌﾟ場まで1時間(？)か1時間半くらいだったような気がする。
ｷｬﾝﾌﾟ場からはApron Connectorで駐車場まで。

駐車場-(0+15)-Rock On取付き-(3+00)-広いﾃﾗｽ-(0+15)樹林帯歩-Buttress取付き-(3+00)-First Peak-(1+30)-駐車場
休憩なども入れると全行動時間10+00。

 

次はヨセミテかなぁ。
もっとレベルアップして11台が出てくるマルチもしっかり登れるように頑張ろう！

古 (￣(工)￣)

梅コメント↓

初めてスコーミッシュに来たのはもう2年も前だ。
その時はクラックなんか満足に登れなくて、
チーフのこの500ｍの岩壁をただただ眺めることしかできなかった。
これが初めてのトラッドクライミングとの出会いだったと思う。
それからはほとんどクラックの日々でショートルートでひたすら修行。
元々は山頂に立つ為のクライミングが好きだったから、
ショートルートで修行の日々は辛い時もあった。
でもスコーミッシュでチーフの岩壁をエイドもテンションもせずリードで登れた時は、
今まで頑張ってきて本当に良かったと心から思った。

ヨセミテ、ジョシュア・ツリー、インディアンクリークetc、
登りたい世界のビックウォールは一つ一つ挙げたらキリがないけど、
まだまだ未知のクライミングが待っていると思うと楽しみでしょうがない。
もっともっとクライミングがしたいと思う。

梅 (・(工)・)

穂高屏風岩 雲稜ルート

2013年7月22～24日

メンバー：安齋 CL（記）、岡田（会員外）

 

天候に恵まれず過去2回敗退したルートへ、リベンジしに行ってきました。

さて、今回は・・・？

 

7月22日（月）

深夜バスにて、5時半ごろに上高地へ到着。

賑やかな河童橋周辺を抜けて進み、徳沢を過ぎれば人も疎らとなる。

 

◆9:20　横尾谷渡渉

岩小屋から少しだけ下流を渡る。深いところで膝上から腿くらいなのでこの時期としては水量が少ないと思われる。2年前は腰上まであり、危うく流されそうだった為警戒していたが良かった。

一ルンゼ押し出しを大汗をかきながら詰め、T4尾根取り付きへ到着するが、雪渓がしっかりと残っているのでじっとしていると一瞬で汗冷えしてしまう。

 

◆11:00 T4尾根取り付き

●1P目　岡田リード IV

ピンが少ないので注意。荷物が重いので慎重に。

●2P目 安齋リード V

傾斜は強くなるが、ホールドは大きい。

やっぱりピンが少ないので、カムが有効である。

パッと見たところT4尾根にはまともな残置はひとつもないので、ナチュプロ持参が無難。

 

●樹林帯 II 70m

ロープを付けていると落石の誘発しやすいことを思い出し、少し上がったところできって、ノーロープで行くよう伝えるが、ちょうどいいところが無い様なのでそのまま行く。

案の定ロープで落石を起こし、ソフトボール大のものを喰らってしまったが、バウンドした後で勢いが無かったので無傷で済んだ。

 

●3P目 岡田リード　III

ポツポツ雨が降り出して、濡れた岩が滑る。

 カム回収に難儀。かなり粘り諦めかけたころになんとか回収成功。

カムセットの練習ちゃんとしましょう！無理やりは駄目です。

 

◆13:00 T4到着

暫し休憩し、ようやく雲稜ルートへ取付いた瞬間本降りの雨となる。

いったん降り、様子を見るが回復の見込みが無いので、停滞を決めビバーク準備。

すっかりびしょ濡れになる。

 

その後も晴れたと思ったら土砂降り、というような状態なので隙を見て飯を食い、就寝。

 

7月23日（火）

ツェルトの中でまどろみながら、ずっと雨音を聞いていた一晩が明ける。

明るくなっても断続的に激しい雨で、天候回復を10時過ぎまで待つが、徒労に終わる。

敗退決定。ずぶ濡れになりながら下降する。

 

 

 

横尾本谷を再度渡渉するころには雨は止み、日差しを感じる程に天候が回復するが、相変わらず屏風岩はガスに包まれている。

途中濡れた装備を乾かしながら進み、徳沢泊。

 

7月24日（水）

朝から雨である。とぼとぼ歩き上高地へ。帰京

何度追い返されても諦めませんよ。

また来ればいいのです。

 

 

北岳バットレスDｶﾞﾘｰ奥壁

2013/7/13～15　CL:盛山(記)、松澤

＜行程＞
北岳4尾根隊とほぼ同じなので省略

＜内容＞
久々の北岳。よく考えたらいきなりピラミッドフェースを登ったのが学生の時だったので早10年近く・・・ 
今回のミッションは後輩達を暖かく見守りつつ、自分たちも楽しんじゃいましょうという目的。
・・・のはずが結構やられました。

主要因は雨と渋滞。
もっと早くテンバ出ろよって話もありますが。
さすがに３連休、北岳バットレスは大盛況でした。
 

Dｶﾞﾘｰ奥壁隊は下部岩壁で４尾根隊と別れて５支尾根を登って、Dｶﾞﾘｰに到着。
ここでどーするか迷う。
すでにDｶﾞﾘｰにはたくさんの先行パーティがいる。
雨も降りそうだ・・・４尾根にしてしまうか？
いやいやそれでは後輩の為にならん。
迷っているうちにルートが空いたのでとりあえずDｶﾞﾘｰを登って行く。
下部フランケは湿っている感じなのでパス。
Dｶﾞﾘｰ奥壁取付きで大渋滞・・・
雨降りそう・・・・・４尾根に逃げる事にする。
取付きから上部フランケの取付きを経由して、４尾根までルンゼ上のバンドが走っている。
まあ、見た目は行けそう・・・そうこれが正規ルート以外の罠なんです。
その罠にドップリ嵌って、ボロボロのルートをザイルを伸ばす。
当然残置なし、ヤバそうな岩に気休め程度にカムを決めながら進む。
途中でこれは大丈夫と思ったホールドがガッツリ動き悲鳴をあげる・・・落ちるかと思ったぜ。
全てのホールド、スタンスが信用出来ないので、バランスを取りそろそろと登る。
気分的にはこのﾋﾟｯﾁが核心でした。（技術グレード的にはⅣ－くらい） 

無事に４尾根に着きましたが、なんか完全に横入り状態。
ちょうど４尾根核心の下に合流しました。
すいませんと思いながらチョコチョコと登る。 

 

４尾根崩壊後はDガリー奥壁ルートに４尾根が合流するので、そこで大混雑。
まあそれはそうだわな、バットレスを登っている人のほとんどがここ通るんですもの・・・
なんとこの４尾根からDガリー奥壁ルートへのトラバースで雨が降り出す。

「ヤベーしょ、こんなとこ濡れたらトラバースできなくなるぜ！」
あわてふためいた私は考えました。
１．本降りの前にルート抜けて、さっさとテントに帰る
２．懸垂しながら４尾根隊の様子を見て撤退
３．最後の核心で４尾根隊を待つ 
・・・普通に考えれば１だけど。
「ロンゲの兄ちゃんとお姉ちゃんのパーティーっていました？」
「だいぶ後ろにいましたよ」 
「マジっすか！？」
・・・登っているのか、そうなのか？
ってか雨降ってきているんですけど。 
う～む、その心意気は良いが日暮れ確実、最悪ドシャ降りで悲惨なビバーグ・・・
 ここは見捨ててテントに・・・いやいや、それは人道的に・・・
そんな葛藤がありつつ、最速かつ安全性を考慮して、墜落したらヤバいトラバースから最終ﾋﾟｯﾁのハングまでをFIXを張りました。
他の皆様にはご迷惑かとも考えましたが、最悪雨が本降りになったらとても世間体は構っていられないので、がっつり張りました。 

で、待つこと３~４時間。
まあ、私は終了点まで上がっていたので、割と楽出来たのですが、ハング下にいた松澤隊員は大変だった様子です（ゴメンね～）。
ようやく４尾根隊合流。
おおう、そこまで夕闇が・・・
「早く登れや！（心の声※若干キレ気味）」
 登り返しを駆使して割とスムーズじゃないか、良し良し。

全員が終了点についたころにはとっぷりと日が暮れました。
雨が奇跡的に降らなかったから、まだ行動できるけど、降り出したら終わりだなあ、ビバーグか・・・と思いつつ先を急ぐ。
最後の詰めは20分くらいで登山道・・・それは明るかったらね。
「ルートはどこだ～」で迷いながら進み、なんとか踏み跡をトレース出来て、たっぷり１時間以上かかって登山道に飛び出す。
結構最後の詰めって危ないんだよね、特に暗くなるとルートファインディングが大変。
まあ良かった、天気も持ったし。 

これはもう肩の小屋泊りだな・・・
って、閉まっているし！
それもそうだ、だって２２時過ぎてますもの。
まだ全員動けることを確認して、牛歩の歩みでテンバを目指す。
この２時間がホント長かった。久々に挫けそうでした。 

夜中０時に亡霊のような足取りで白根御池のテンバにつき就寝。

まさかの２０時間行動。初です・・・
危ないこともなかったし、良い経験になりました。 

バットレスにいた方々、ご心配おかけしました。
そして、いろいろとありがとうございました。
撮った写真を下記のサイトにUPしましたので、よろしければ貰ってください。
https://plus.google.com/photos/104377408252402116986/albums/5902942281319956705?authkey=CPHE5Y7c4fnBEg 

海金剛スーパーレイン

2013年4月29日 入江 松澤（記）

前夜発日帰りで、海金剛スパーレインに行ってきた。
2100 渋谷発 一路海金剛へ。
0100 雲見キャンプ場近く仮眠。高速を降りてからが遠い。
0600、雲見のキャンプ場。管理人のおじさんに門限5時を言い渡される。
0630、アプローチは悪くなく、順調に登攀開始。
ほぼ、リードをお願いしてしまった。
風が吹くと肌寒い。
二年ぶり以上だろうが、セカンドでは登れるが、リードでは気が引ける。
ナッツ、小さめエイリアンはあったほうが良いかもしれない。灰色キャメも二つくらい。
途中、大きな岩が落ちそうだった、今後は気を付けられたし。
最終ピッチ、OFがあるとの事だが見当たらない、少し右に巻いてルンゼの上にOfを目指したが、ひどいヤブ。OFは見えなかったが、本来は直上らしい。
1400、終了点下降開始、クラック等引っかかりやすそう。
1700、下山開始 帰郷
1740、キャンプ場着
1900、東名高速着、帰りは運転しました。　
2200、渋谷着
良いルートです。私、ちゃんと練習して気合を入れてから出直します。