2013/09/21~22 前夜発1泊2日
メンバー：斎藤（CL） 入江（記）
なんとか完登なるも…私のスピードが上がらず終了点直下でビバークの末の下降となった。
9/20 移動
レンタカーにて移動・ヒスイ峡キャンプ場の駐車場で仮眠。
9/21 登攀
5:30駐車場発-6:20取り付き・登攀開始-17:20終了点・登攀終了-下降-18:30ビバーク
駐車場から車道を戻り東屋近辺から河原を目指して下降。踏み跡はある。
糸魚川の水量は少ないようで水位は脛くらい。渡渉は容易。斎藤は飛び石で越える。
取り付きには1番に到着。（この日フリスピに他パーティーは来なかった。）
装備を整えて登攀開始。
1p 斎藤
草付き交りを左上。
2p 入江
3p 斎藤
この辺りからようやく岩登りらしくなってきたような。
4p 入江
5p 斎藤
ハングしたのスラブをトラバース。
6p 入江
下部核心Ⅴ＋（5.8）
ウメボシ岩下を右にトラバース。
一旦ウメボシ岩直下まで登ってアンダーを効かせつつトラバース、後半は染みだしがひどい。途中で一旦数歩降りて更に右に。ガバリップにマッチで体を預けて大股で越える。切れ落ちた壁にスメア気味で怖い。
正解は最初から登らずトラバースと思われるが、フットホールドはほとんどない。
7p 斎藤
8p 入江
9p 斎藤
ハング間のカンテ裏凹角をクラックから越し緩傾斜帯へ。
出だしがやや悪いように感じたがあっさりリードで越えていった。
ビレーポイントにて…
ここから上にいくかどうか検討。
かなり時間がかかっているので、下降は確実に真っ暗だがどうするか…
かなりバテてはいるものの、降りたくない気持ちが勝る。
斎藤もそれを察してくれたのか？GOすることにする。
10p 入江
中間バンドの簡単なガレ場で無駄に迷う。
11p 斎藤
黒い垂壁を目指して登る。特にどこといったルートはないようだった。
12p 入江
13P 斎藤
パノラマバンドをトラバース。
その名の通り景色は最高。
手足はあるので丁寧に行けば難しくはない。
14p 入江
上部核心Ⅴ+（5.8）
出だしの凹状のフェースが難しい。細かいカチホールドが多く、嫌な感じだが声出しでごまかして高度を稼ぐ。しかし疲れているのと思い切りが出なくなってきたのとで途中からはA0してしまう。
残置は豊富なだけに悔しいが惨敗であった。
凹角に入るとあとは簡単、適当な立木でビレー。
15p 斎藤
ブッシュ交りを登り終了とする。
軽く装備をしまいつつ一休みして下降に移る。
WEBの他山岳会の記録に多数あるとおり、踏み跡が判然としない。
かなりザレザレな急斜面を下りているうちに暗くなる。どうやら道をはずしているようだ。
暗闇でのこれ以上の下降は危険と判断し、ビバークとする。
斎藤が左にトラバースして横になれる場所を探してくれた。
今宵は雲ひとつなく月星がきれい。
と洒落られるのもつかの間、疲れていたので岩角にセルフをとってあっさりと眠ってしまった。
最初の3時間くらいはまだ余裕があったが、それ以降は寒くて震えながら朝が来るのを待ち望むしかなかった。
9/22 下降
6:00下降開始-8:30糸魚川-休憩・他ルート観戦-駐車場着
明るくなってようやく寒さからも解放されて行動開始。
正規ルートははずしていると思われたので、少し下ってからは懸垂下降。
5回でちょうど左岩稜の左側の河原に降り立った。
河原で休憩しつつ他パーティーの登攀を少々見学。
その後駐車場まで戻る。
当初予定していた左岩稜はキャンセル、翌日は場所を群馬に変えてフリーの予定を立てていたが、夜に雨が降ったため朝一で帰京。
斎藤はジムへ、入江は御岳ボルダーへ向かった。
メモ
9/中の明星山は暑い。昼間は長袖だと汗だく。
ギアはスモールカムが有効。キャメ#2~小さいサイズ1セットあると楽になる。
明星フリスピお疲れ様でした。
来年のマニフェストのためにトレーニングしておきます。
投稿情報: あたる | 2013/10/03 15:06
私たちもビバークしてしまったよ笑
投稿情報: 梅 | 2013/10/06 00:42