2013年10月8日(火) 谷川岳南陵、新人教育山行
メンバー:CL梅沢さん、SL盛山さん、日置さん、古川さん、佐野さん、松隈(記)
行程:10月7日深夜 土合ロープウェー駅駐車場泊ー8日5:20出発ー6:10一の倉沢出合ー7:50南陵テラスー12:00終了点、下降開始ー17:50一の倉沢出合ー19:00駐車場着
天気も良くとても綺麗な景色、皆さん楽しく喋りながら取り付きに向かいます。
私はヒョングリの滝の巻き道辺りから緊張でドキドキ。
一人だけ早くもクライミングシューズに履き替えたりと格好だけは準備万端、先頭を行く古川さん、佐野さんにちょこちょこと助けてもらいながら、事前にロープは出さないから絶対に落ちないようにと聞かされていたテールリッジを想像しながら歩きました。
中央陵基部から左上して南陵テラスを目指します、どこからトラバースするのかよく分からない…。古川さんがルートファインディングしながら、梅沢さん、盛山さんが後ろから指示をだしたりして進みました。
動画撮影にも余念のない盛山さん。
南陵テラスにて。
ビレイするリーダー、梅沢さん。
佐野さんと、松隈、新人2人連れての南陵は、気遣いも多く常に考えながらの山行だったのではないでしょうか?
横たわる一孝さん。初めて一孝さんと組んで登る事が出来ましたが楽しかったです!
私が遅かった為、途中で交代になりほんの3ピッチだけでしたがビレイ点で再会する度一孝さんに何を言われるか心待ちでした。大概は「疲れました。」とかだったんですけど。
支点少ないじゃないですか、もっと取ってくださいとか的確な指摘、指導も頂きました。
1ピッチ目 ロープが屈曲して重くなったため途中で区切る、チムニーの中をリードするも出だしでどう登っていいか分からず一孝さんにはやし立てられながら登る、せっかく持って行ったカムを1個しか使わず怒られる。
2ピッチ目 バンド状のスタンスを細かく登る、セカンドは走る様に登る、が頭をぐるぐる。よく覚えておらず。
3ピッチ目 草付きをロープが重いとずるずる歩く。
4ピッチ目ここで遅いと交代に。リーダー梅沢さんリードのもと、登りました。緊張!
5ピッチ目 リードするもどう登っていいか分からず苦労する。時間掛かってロープ目いっぱい使ってビレイ点へ、セカンドビレイセットにてこずってしまいました。
6ピッチ目梅沢さんリードで馬の背リッジから核心のフェースに。梅沢さんはさくさくと簡単に登り、私は思っていたより細かいスタンスとマントル返してテラスに上がるのに苦労しました。
終了点に着き、山頂へ抜けるのではなく同ルート下降することになり、懸垂下降へ。
ここからが私にとって本当に大変なアルパイン恐怖でした。怖くてどこに足を置いていいか分からず、動きが凄く遅くなってしまい、皆さんにフィックスしてもらったりと本当に色々仕事を増やして迷惑かけてしまいました。梅沢さんが肩がらみのビレイでクライムダウンしたり、ロープを回収してもらったりとお世話になりぱなしで…。
またヘッデン残業に…。
暗い中、道を探している梅沢さんを見て、申し訳ない気持ちと、自分はとてもこんな風になれないだろうという想いが交錯し、反省の多い一日でした。
同行していた皆さん、遅くまで済みませんでした…。