2011年2月5日(土) 前夜発日帰り?: 森(単独)
高妻山東面高妻沢.45度の急斜面.レベルはかなり高い.今季挑むつもりはなく、挑むとしても3月のもう少し雪が安定した時期のつもりだったが、巡り合わせで行くことになった.結果、目的のルートは門前払いだったが、この地域の概要は掴めたし、高妻東面も十分チェックできた.もう少し雪が安定した時期(来年かな?)にまた来ようと思う.
新座駅22:15=0:50峰の原スキー場5:10=6:20戸隠大橋7:10ー8:25佐渡山南コルー9:00/1906mピークの尾根末端ー12:05/2100m地点12:35ー13:05氷沢川出合ー14:20戸隠大橋
当初は会津駒・大戸沢岳と西吾妻へ行く予定だったが、誘いを受けて急遽大谷不動1日+スキー1日に変更、、、、、だったのだが日曜の帰りが早く両方行くのは無理だったのでスキー一本に絞ることにした.すまんねもりピー.
行き先は高妻山.大谷不動組2人と一緒に峰の原スキー場まで行き、仮眠をとってから戸隠へ向かった.6:30に出発のつもりだったが、なぜだかビンディングがブーツに噛まず、調整しているうちに出発が遅れる.さらに佐渡山のコルを越えて氷沢川を下っているうちに、乙妻へ向かうシュプールに導かれて下り過ぎてしまった.登り返して1912mピークの尾根に辿り着くまでにはトータル1時間はロスしただろうか.ギリギリ日帰りのルートだったので一抹の不安を感じたが、まあ行けるところまで行こうとそのまま突入.
最初はジグを切りながら快適に登って行く.1800m地点に着いて高妻東面を望めたが、、、、、あちゃあ、雪面に亀裂が入りまくっている.少なくとも三段は入っている.こりゃあ、無理かなぁと弱気の虫が顔を出す.よく見ると左端ならなんとか滑れそうに見えたが、アバランチパスは通過しなきゃ行けないし、上部には亀裂もあり、リスクは高い.
尾根もそこから先、右は落とし穴だらけの低木帯、左は段差のついた雪庇になり登りにくいことこの上ない.なんとか乗り越え、尾根が切れ無木立斜面に辿り着いたのが正午.稜線はすぐ先だし、まだ一時間くらいは余裕があったものの、どうせ高妻東面は無理とそこから滑り降りることにする.
弱層チェックをして高妻沢へ滑り込む.斜度は平均30度強かな.右に入り過ぎるとカリンカリンだが概ね滑りやすい.途中カモシカのラッセルに遭遇する.足跡を見てみるとほとんど沈んでないんだな.いいワカン足を持っている.羨ましい.高妻沢出合の滝は右から巻いて越す.高妻沢は狭いV字谷で雪崩れたら一発で終わりそう.ちゃっちゃと通過したいが、デブリが邪魔したり、別の滝が出てきて登り返して巻いたり、巻いたら崖に阻まれたりとなかなか進まない.結構大変だった.氷沢川出合からはまた往路を戻って戸隠大橋へ.まだ14:20.意外と早かった.行きのロスを考えればまだ3時間くらいは余裕あったか.
翌日は佐渡山へ行く予定だったが、大きな靴擦れが出来てしまったので中止.帰りの迎えまでどうしようかと思ったが、ちょうど灯明祭りをやっていたし、善光寺参りは面白いし、日本酒の美味しい居酒屋に行ったり、蕎麦を2回も食べたりで満足でした.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
帰宅後、ネットで過去の記録を見てみたら、私が登った2297mピークの尾根ではなく、乙妻北東斜面を登っているのがほとんど.そっちの方が斜度が緩くて結果的に早いのかな.今度はそっちにするか.
今月はあと一回しか週末空いてない.会津駒かなぁ.
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。