2008年3月27日(木)・29日(土)[日帰り2日間] CL:妹尾
27日 多摩動物公園~武蔵五日市~[バス]~沢払いの滝バス停~[徒歩]~
~千足沢~つづら岩 *下山は往路を戻る
4月の北アルプス山行でおそらく必要になるであろうソロクライミングの
トレーニングで奥秩父・つづら岩へ。
連日の卒業コンパ、謝恩会など飲み会嵐で少し寝坊。8時に自宅を出発、
電車、バスを乗り継ぎアプローチの登山口へ10:00頃到着、11:30頃つづら岩に到着。
スケールこそ小さいが、コソコソ本チャンの練習するにはグレード・スケールとも
ちょうど良い感じ。なにより片道1000円ぐらいで財布にもやさしい!
今回はソロクライミングのトレーニングなので持ってきた
参考本(菊池俊之著の「最新アルパインクライミング」)を片手に左ルート(Ⅳ級)の
前半部分(おそらくⅢ級ぐらい)の途中の木を懸垂支点として登ったり降りたり
ひたすら繰り返す。
手順としてはオーソドックスなZ式で、大まかに述べると
①ピッチ最初の確保支点にロープ端を固定。
②ロープはロープバッグに片手でスムーズに出せるよう整理して収納。
③自分自身のビレイはソロイスト等はないので、ハーネスのエイト環にインクノットで固定し
次の支点までの距離分のロープをあらかじめ繰り出す方法をとる。
④確保支点までついたらセルフビレイをとって、ロープを解き懸垂下降。
最初の確保支点でデポしていた荷物を回収、ユマーリングで上の確保地点まで。
⑤以下①~④の繰り返し。
基本的に自分のロープを繰り出す必要があるから両手を離せる場所が必要なので
せいぜいⅢ~Ⅳ級が限度。最初の確保支点に衝撃荷重かけないように一つ目の中間支点を
インクノットで固定するなど細かい点も実際にやってみる。
(上記の方法で何かアドバイス・野次等がありましたらよろしく御願いします。)
さて、何度か同じ動作を繰り返しそろそろアイゼンはいてやってみるかと思っていると
パラパラ・・・雨ですか?いえ、ミゾレです。天気予報若干ハズレ気味。
30分ほどでやむも、少し岩濡れました。日も少し照ってるのでさらに30分ほど待ち、
いよいよアイゼン・手袋をつけて登ってみる。最初はリードせず、先ほどのルートに
かけたトップロープで感触を確かめる。Ⅲ級あるかないか程度なので(しかもトップロープ)
そこまで難しくないが、感覚を覚えるため何度も登る。
15:00、所用があり今日はここまで。帰りのバスに遅れそうになり下山の後半は全力疾走。
これもトレーニング。苦笑
29日 多摩動物公園~武蔵五日市~[バス]~沢払いの滝バス停~[徒歩]~
~千足沢~つづら岩 *下山は往路を戻る
一昨日のトレーニングのみではまだまだ不安だったので、本日もいそいそとつづら岩へ。
本日はより実践を想定し、右クラック(Ⅳ級)に取り付く。
しかし体は正直なもので最近、雪山・雪稜ばっかだったので上半身の力不足は否めない。
クライミングシューズでのリードもなかなか苦労する。一昨日と同様、トップロープを張り
アイゼン・手袋で登る。トップロープでも前回よりかなり難しく感じる。大丈夫かな・・・と不安。
しかし何度か登ってると、アイゼンのおき方に注意していれば意外と小さなスタンスも
捕まえてくれる感じ。落ち着いて登れば落ちることはないかなと。手袋は・・・根性?
たった2日間ではあったが、0が1になったことは収穫。(消えてない不安も膨大ですが。)
さて、いよいよ残雪期の北アルプスへ。
下山は今期最後の卒業コンパに遅れそうでまたしても全力疾走、苦笑。
コメント
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