7月6日
松さん、マッソー、ノジさん、レイ(記)
露の滴る三つ峠でトレーニングしてきました。個人的な記録のみですが、記します。
●岳ルート・・・のつもりが、岳2 [ マッソー、レイ]
アップがてら岳ルートにとりついてみたところ、なかなか厳しく、あとで調べると岳2であった。
2012年発行の100岩場のトポは、岳ルートと岳2が反対になっているので注意。
1ピッチ目 5.10a(レイ)
多少濡れていたが、一応快適に登れた。
2ピッチ目 5.10a(マッソー)
出だしがホールドが小さく、なんか厳しかった。しかも結構濡れており、手も足も十分に信用できず、テンションしながらトップアウト。
3ピッチ目 5.11a(レイ)
カンテを左に回り込んだあと、わずかにハングしたフェースを登る。テラスに上がる手前が厳しく、腕がパンプしてテンション。数回のテンションののち、疲れてしまってA0で抜けた。。
岳ルートは、4ピッチなのになぁと思いながらも、3ピッチ目でなかなか消耗してしまったので、ひとまずここで終了。実際、岳2はここで終了。
●亀ルート ・・・
にいこうとしたら、先行の松さん・マッソーペアより、「2ピッチ目は滝だ!」という声が聞こえ、やめておくことに。
●V字ロック・・・の予定が中央カンテ。 [ノジさん、レイ]
2ピッチ目までは、中央カンテを登る。3ピッチ目からは右にトラバースしていく・・・というのを意識しながらも、なんか濡れていたりしたので、登りやすいようにもう少し上からトラバースしよう・・・と登ると、結局トラバースできず、中央カンテ4ピッチ目の取り付きに辿り着いた。そしてそのまま中央カンテルートを上まで抜けた。個人的には中央カンテ初めてだったのだが、中央カンテに登ったばかりのノジさんにまたまた登らせてしまい、すみませんでした。(濡れているというのは言い訳でルートファインディング力が足りなかったのだと思います)終了点から第一バンドまで懸垂したところ、ロープがスタック。登り返しをしていたら、後続パーティの方が対応してくれたため、途中のビレイ点でセルフをとり、ロープを回収し、そこから地上まで懸垂した。小さな溝にロープが挟まっていたらしい。。前から頻繁にロープのスタックに悩まされているので、懸垂でトラブルが起きないよう、慣れが必要だと思われる。
●リーダーピッチ→十字クラック・・・の予定がジャムトースト(びちゃびちゃで途中敗退)→オープンサンド→No15クラック→No14クラック→権兵衛チムニー [ノジさん、レイ]
・リーダーピッチ
掴むたびに良いホールドで、かなり快適だった。
リーダーピッチ終了点から十字クラックに向けてトラバースをしたところ、行き過ぎたもよう。戻ることも考えたが、そこで面白そうなクラックを見つけ、取り付いた。あとから確認すると、ジャムトーストというルートであった。
・ジャムトースト
取り付いたのはよいものの、クラックの中はびしょ濡れ。フレアーしているチムニーで、バックアンドフットが効いているのか途中で怖くなり、敗退することに。カムでA0しながら、クライムダウン。
もう少し登りやすそうな左隣のクラックを登ることに。オープンサンドというルートだったもよう。
・オープンサンド
ここもフレアーしたチムニーで濡れており緊張したが、なんとかよじ登った。
・No15クラック〜No14クラック
フォローで登ったものの、一部、簡単ではないところがあったように思う。
第3バンドをトラバースして、権兵衛チムニーへ。
・権兵衛チムニー
まさにバックアンドフットの練習に最適なチムニーだった。ハーケンはろくなものが見つからず、上半分はナチュプロのみ使用。ちなみにビショビショで背中は泥まみれに。なお、リード中にロープが絡まるアクシデントが発生。これは第3バンドを歩いたときにまとめたロープをきちんとたぐり直さずにそのまま登ってしまったためだと思われる。今回はリードしていたところが安定しているところだったので問題なかったものの、特に困難なピッチはロープの絡まりは致命的になるので、今後気をつけたい。
紆余曲折で、個人的にはたくさん学ぶことがあった。もっとトレーニングを積みたいと感じた。
コメント
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