越沢バットレス　マルチピッチトレーニング

２０１３年７月６日（土）奥多摩、越沢バットレス

メンバー：SL 安斎さん、岡田さん（安斎さんのご友人）屏風岩に向けてのトレーニング

　　　　　CL 入江さん、松隈　北岳に向けての様子見、松隈マルチピッチトレーニング

８：３０鳩の巣駅集合ー９：５０右ルート登攀開始ー１１：４０終了点

　　　　　　　　　　　１３：３０第２スラブー１６：３０終了点ー１８：００下山、帰宅へ

右ルート

Ⅰ、３ピッチ入江さん、２ピッチ目松隈リード

ここのⅠピッチ目は藤の木ルートと言われてて春は岩の右側が藤が咲いてるんですよ、と安斎さんに教わり見てみると確かにわさわさ藤の木があり、この木々の鬱蒼とした感じが越沢バットレスの緊張感というかちょっと怖い雰囲気に感じました。

登りだしから右にずっと登って行くルートで、Ⅰ、３ピッチは長くて上に行く程難しく、怖い印象で、ゴツゴツ尖った硬い岩はよく見ればたくさん持つところや足もあるのですが、怖くて痛そうで落ちたくない気持ちが勝り、リードではまたへばりついてしまいセカンドの有り難さを思いながら登りました

第２スラブⅠピッチ目、松隈リード

できるだけやらないように禁止されていたAOをここで多発しました…。

濡れてて怖かったんです…。（言い訳ですが…。）

しかも意外に長くて木の上からちょっと行ったところで区切るのでロープが重くて手繰るのに疲れてしまい、どうかしたらもっと楽にならないかと考えながら、結局力任せで頑張る。しかなかった、です。

３ピッチ目核心部　入江さんリード

本当は順番的に私の番なのですが、下が切れててすごい高度感のすべり台みたいで怯えてしまい

「もう、絶対無理。」みたいな顔していたら、入江さんが気遣ってくれて

「行きますよ。｣って言ってくれ、本当にありがたくて、頼もしくて

すぐに「お願いします！！｣と返事しました。

入江さんは右側から上に抜けて行き、終了点に着く事ができました。

後続の安斎さん、岡田さんがすごく速く登って来られたのにも驚きましたが、下の方で沢山の人が見ていたのに気付き、何だか不思議な光景でした。

無事懸垂下降を終え、下に着いた時は嬉しくてちょっと越沢バットレスが好きになっていて…

でもリードはいや。

反省と発見の多い、良い経験をさせて頂きました。

松隈

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