2013年5月13～14日＆22～23日
メンバー：古川（記）、梅澤（隊長）
二週連続小川山に行ってきたのでまとめて山行報告
≪13-14日≫
今回は人に貸していたボルダ―マットを回収したので、
「時間があったらクラックの合間にボルダ―でも触ろうか。」
何てのんきに話しながら前夜発。
高速に乗るあたりで大事なｷｬﾒ＃５＆６を持ってきていないことに気付くΣ(￣ロ￣；)
ショックは隠しきれないが今更家に戻るのも何だしマットもあるしこのまま向かうことに
梅澤隊長がジャミングのし過ぎ（？）で手の甲を怪我していたこともあり、
どのみち二日間ｸﾗｯｸはキツイだろうということで、
初日はまったりボルダ―から開始。
小川山でボルダ―と言えば「エイハブ船長」(1級)でしょ
ということで「くじら岩」へ！！
普段はｼﾞﾑでﾎﾞﾙﾀﾞｰばっかりやってるくせに外でﾎﾞﾙﾀﾞｰするのはたぶん一年半ぶりくらい。
ﾌｨﾝ(6級)でアップしてエイハブへ！！
ﾏｯﾄ1枚では若干心許ないが、
ﾑｰﾌﾞは見た目通りで分かり易そうなので、
内心は一撃を狙っていたが上部の縦ｶﾁで跳ね返される(T-T)
その後縦ｶﾁからの右手出しはｽﾛｰﾊﾟｰ取りで解決。
上部マントルも何とかなり結局５便くらいで無事RP(^-^)v
思ったよりﾎﾞﾙﾀﾞｰが楽しい事に気付き、
結局この日は1日ﾎﾞﾙﾀﾞｰで遊んだ。
梅澤隊長の成果はｳﾞｨｸﾀｰの「ｺﾝｹｰﾌﾞ」(3級)をまさかのオンサイト！！
日頃の成果ですね。
二日目は本命のｸﾗｯｸ。
今回は昨シーズンの宿題「キビタキ」5.10cを片付けに行くことに。
ということでｶﾓｼｶ遊歩道を30分ほど歩く。
昨日に比べ荷物が重い。。。
まずはﾊｺﾔ岩の「森林浴」でｱｯﾌﾟ。
その後ﾊﾞｰﾄﾞｳｫｯﾁﾝｸﾞﾛｯｸに移動。
昨ｼｰｽﾞﾝ作ったﾒﾓをもとにｶﾑを準備しさっそくｷﾋﾞﾀｷﾄﾗｲ！！！
曖昧な記憶の中奮闘的な登りで何とかRP！！
登っている最中は「今日もう一回はやりたくない」
という思いで必死だった。
何はともあれ宿題終了。
梅澤隊長もやりたいという事でﾄﾗｲ。
惜しいところまでいったがこの日は落とせず敢え無く宿題に
≪22-23日≫
2週目は梅澤隊長の
もほぼ完治ということでもちろんｸﾗｯｸ
先週の隊長の宿題「キビタキ」退治に向かう！
古はこないだからｷﾋﾞﾀｷの右にある「オオルリ」が気になっていたのでそちらを登ることに。
ｸﾞﾚｰﾄは5.9だけど若干ﾜｲﾄﾞということで油断せずにｵﾝｻｲﾄﾄﾗｲ！
特に危なげなくｵﾝｻｲﾄ成功(^-^)v
そして隊長の「キビタキ」！
1便目はカムのｾｯﾄとﾑｰﾌﾞの確認ということで休みながらﾄｯﾌﾟｱｳﾄ。
休憩を挟み本気ﾄﾗｲ！！
2便目はRPならず、
3便目で途中危ない場面もあったが必死の登りで無事RP
宿題終了。
今日は燃え尽きたということで、
早々にテントを設営。ﾅﾅｰｽﾞへ買い出しに行く
その後日没までまだ1時間あるしということでﾎﾞﾙﾀﾞｰへ、
お買い得という噂の初段「神の瞳」を登りに。
最初はﾑｰﾌﾞが分からず、
足もしっかり置けずで苦戦したが。
何回かやっているうちに足が乗るようになり左のﾘｯﾌﾟが止まった。
あとはﾏﾝﾄﾙ返すだけ！ずり落ちそうになりながらも無事RP！！
二人とも成果がありこの日はおいしくワインを頂き就寝ｚｚｚ
２日目は前から行ってみたかった砦岩(前衛壁)へ！！
ここには小川山ﾜｲﾄﾞでは有名(?)な「ばんざいｼﾞｬﾑ」5.10c「はさみ虫」5.10cがある。
10cだけど小川山ではﾜｲﾄﾞ最難(？)との噂も。
ｱﾌﾟﾛｰﾁは最後の登りがちょっと疲れたけど思ったより分かりやすかった。
前衛壁に到着。
最初に一際目立つ綺麗なﾙｰﾄが目に入った。
どうやら「完全なる酒乱」というﾜｲﾄﾞのようだ。
5.10cとは到底思えないが次来たら登ってみたいと思った。
奥にある「ばんざいｼﾞｬﾑ」と「はさみ虫」も発見！！
何となく「ﾊｻﾐ虫」の方が登りやすそうなのでこちらを選択。
一応ｵﾝｻｲﾄ狙いで取付いたがさすがﾜｲﾄﾞｸﾗｯｸ。そう甘くはなかった。
中間部で苦戦し一旦休憩。
上部はﾊﾝﾄﾞがしっかり効く為比較的楽に登れた。
上部でこのﾙｰﾄの名前の由来に納得。
結局2便目も途中で力尽き、
休憩を挟んだ3便目で無事RP♪
梅澤隊長は奮闘空しくこの日はﾑｰﾌﾞを出すところで終わる
せっかくなのでﾊﾞﾝｻﾞｲｼﾞｬﾑも触ってみる。
これまた上部でﾙｰﾄ名に納得(ﾀﾌﾞﾝ)。
ｵﾝｻｲﾄはならずﾄｯﾌﾟｱｳﾄしたところで時間切れということで宿題に。
２週連続での小川山であったが。
なかなか成果もありｸﾗｲﾐﾝｸﾞの楽しさを再確認できる４日間だった。
次回は
古「ばんざいｼﾞｬﾑ」「完全なる酒乱」
梅「はさみ虫」「予期せぬﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ」「ｸﾚｲｼﾞｰｼﾞｬﾑ」
あたり狙って行きたいと思います。
以上
古川 ゆーた
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