2012年7月11日(水)
メンバー:妹尾(CL・記)、松澤、安齋
日程:10日24:00JR大月駅~11日2:30/7:00塩川ダム~
7:30不動沢林道終点~8:00/14:00『新緑荒野』
~14:30/16:00モツランド~19:00JR大月駅
今回はいつもの平日組(笑)に加え、松サンと瑞牆へ。
最近、雨に祟られていた安齋サンのリクエストで
クラックもスポートも両方できるカサメリ沢をチョイス。
珍しく渡渉ポイントが増水で裸足となりました。
午前中はクラックといっても、まあ夏の本気前のアップと
いうこともあり、マルチもできる『新緑荒野(5.10a、6P)』へ。
1P(3級):妹尾リード、本来の1P目(A1or5.11-)は飛ばして
アプローチルートから取り付く。ノーロープでもいけそうですが
まあ朝イチということもあって、一応ロープを出す。
2P(5.10a):松澤リード、2P目は『ハイド氏』を選択。たしか日本100岩場で
グレードUPされてましたね。今回は正直妹尾がオールリードの
つもりでしたが、松サンが手を挙げる。やはり夏前の本気が
チラ見えしております。久しぶりに登ると意外と苦戦(苦笑)。
上部の抜け口も悪いですが、その手前の凹角の中のフィンガーも
体勢が苦しかったです。
3P(3級):妹尾リード、ピナクル群の間を縫うように進む。
4P(5.10a)&5P(5.10a):妹尾リード、本ルートの核心。下部はサクサク
進めるものの、中間部のオフウィズスには完敗(笑)。やはりワイド系の
このグレードは普段登ってないとかなり苦労します。エイドを交えつつ突破、
さらに本来なら右にトラバースの正規5P目や『水平飛行(5.10b)』には
目もくれず(というか、必死こいて登ってたら気づかなかった笑)、
つなげて5P目の『ダイレクト(5.10a)』突入。やはり前半のオウフィズスに
苦労するも、すぐにハンドジャムの効くセクションになる。個人的には
4P目の方が断然難しかった気がします。ワイドも要修行ですね。
6P(3級):妹尾リード、ほんの少しで前絵星岩頂上に到着。
下降は裏側を歩いて10分くらいで取付へ。
昼食休憩後はスポートルートを味わおう、ということで
モツランドの岩場へ。『ナチュラル(5.10b)』の下部を松サンに
登ってもらい、『プラチナム(5.11c)』にトップロープを張ってもらう。
松サンのニューシューズが「見てろよ、イリエ!」と云わんばかりに
唸りをあげておりました。3年ほど前に1/3ほどしか登れずコテンパンに
された苦いルートですが、どれぐらい登れるんだか。
まず妹尾がトライ。3年前に突破できなかったカチが
今回は楽に保持でき、あっけなく突破。中間部ハング上のガバまで
いけたんですが、その後のムーヴが良くわからず一度降りる。
次に安齋サンがトライ。こちらも前半部のカチにてこずって
おりました。ナカマーですな、お互い要修行。
で、妹尾2回目。今度はしっかりと手順を確認し、気合をいれて
トライ。中間部のカチのつなぎで疲れ、手順は大丈夫なものの、
持久力に問題ありでしたが、なんとか3テンでトップアウト。
トップロープで遊ぶだけのつもりでしたが、結局本気登り気味で
本日はお開き。
平日なので高速も一般道も渋滞もなく快適に帰れました。
パートナーさえいれば平日サイコー。
【総括】
ワイドに打ちのめされ、スポートに光明を見た一日でした。
どちらもキーワードは「普段岩場で登っているか」。
まあ、スポートの方はボルダーで代替してるわけですが
(だから持久力がない・・・苦笑)、それでも5.11後半のグレードの
ムーヴが休み休みでもこなせたのは収穫。普段のボルダーの
保持力が活きてきてますね。残念ながら平日のジム通いができなくても
毎週岩場に通い、集中して登ればこのレベルのルートにも
通用するなと実感しました。
逆にワイド系はサボリ気味なのがモロばれで、フルボッコ状態。
まあ、言い訳すると新人サン連れて行ったり梅雨だったりで
なかなかマニアックなルートに取り付けなかったので・・・
新人サン、という訳で今後はシクヨロ。一緒にズリズリしながら
キャメの#5~6を存分に使いましょう!
コメント
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