2007/11/24
CL:盛山(記)・松沢・妹尾
瑞牆のカサメリ沢に行く予定だったが、ここ最近の寒さのあまり、場所変更。
たまには変り種という事で、物色したところ見つけてしまいました。
朝、7時に和光集合で、東北道を北へ向かう。
東北道の利点は渋滞がほとんどないこと。
この日も連休中日だが、流れはスムーズ。
ちょっと岩場は分かり辛いところにあるが、なんとか発見。
駐車場(5~6台くらいしか停められないかも)から徒歩5分ほどで、岩場の基部につく。
ガーデンというだけあって、しっかり整備されている。
ルートにプレートで名前がついているのにはびっくり。
岩質は越沢バットレスに近い感じだ。若干結晶が荒めでフリクションも効く。
岩角によっては鋭利に尖っているので、ちょっと心配。
この日は我々を含め3パーティだったので、非常にゆったりと使えた。
途中、スーツの変なオッサン(失礼)が来たなと思ったら、岩場の所有者であり、開拓者の斉藤雅巳氏であった。
非常に温厚なオジサンでニコニコ笑いながらいろいろと教えてくれた。
本日は私、リーダーの独断で、リードのみとし、セカンド、トップロープは禁止として、リードの特訓に励む事にする。
まずは「クラックアラカルト(Ⅴ33m)」。本チャンだとびびるグレードだが、ここでは支点もハンガーがあり心強く、難なく登る。
クラックというよりは、凹角に近い感じかな。
次に「リトミックダンス(5.9 15m)」。かなりバランシーなフェースクライミングで、一手厳しいところがある。さらにホールドがぐらつく。騙し騙しで、登りきる。
「プロガード(10a 18m)」 ここは下部のみが核心。ただそこまで難しくなく、さっきのリトミックダンスの方が難しいんじゃないかと。
仕上げに「天使の誘惑(11a!(笑))」
下部の小ハングを超え、細かいフェースを登る。
ハングのアンダーガバは蝙蝠ホールド。
いい感じのところで昼寝しており、知らずに掴もうとした妹尾隊員が奇声を発していた。
牙を剥かれたそうだ。
ビレーしているこっちも君の奇声にびっくりだよ。
確かに登ってみると、いいところを占拠していやがる。
他にもホールドはあるので、バランスよく上手く体を持ち上げる。
最後のフェースまでは高度があるが、スタンス、ホールドとも適度にあり、気持ちよく登れる。
これまたバランシーなフェースをトラバース気味に登り終了。
非常に気持ちよいルートであった。
これが本当に11aだったらさぞかし気持ちよいだろうに。
実際グレードは10bでした。日本100岩場の記載ミスかな?
1日で4本のリード。結構楽しめた内容だった。全員がリードやるとやはり時間がかかるもんだ。
全体を通して、非常に楽しいルートだったと思う。ちょうど我々のレベルの特訓には最適な岩場と感じた。
また、アイゼントレも行われているようで、利用価値の高い岩場であった。
※藤坂ロックガーデンは会員制になっており、年会費1000円/人となっております。
よく整備されていますし、この価格はお買い得だと思います。
見回りに来る斎藤氏に払えばOKとの事です。
来年の私の家の近くなので、是非これからも行きましょ〜
そして古賀志も。
投稿情報: ごるご | 2007/12/11 22:40