2015 2/08 西上州 荒船山 犬殺しの滝、子犬殺しの滝
メンバー ユースケ(記)、Sのアニキ(会員外)
カッキーさんと友人のHと4人での予定だったが二人の疲労が激しいため、Sアニキに誘われて二人で犬殺しの滝へ。
ここはアプローチが一時間程度とひざの悪い自分にも優しいアイスゲレンデということで、誘ってくれたSアニキには感謝の一言である。
チェーンをはいて林道を限界まで進み、雪深くなったところから歩き始める。
前回(シークレットエリア)の感触から今日はひそかにリードデビューを狙っていたので、そのことを相談すると様子を見て行けそうならやらせてあげるとのことで気持ちも乗ってきた。
先行パーティーが子犬殺しの滝に行ったので我々は犬殺しの滝から。
中間部で水が滝のように(滝なんだけども)流れている。今日は気温が高いので仕方がないのだそうだ。
スクリューが少ないので3ピッチに分けてクライミング開始。
1p目(5級?)Sリード
下部の立っているところは短いがさすがに辛そう。下から見ている限りでは段上になっているマントル返しがとても怖そうだ。ずぶぬれになりながら抜けたすぐ先でビレイ。さすがでした。
2p(3級?)ユースケ
初リード。もっとも階段状でアックスもアイゼンもよく決まるのでそこまで恐怖心はない。フリーが上達したことで体幹や腕力がついて去年ほどのつらさは感じない。成長を感じるのはいつでもうれしい。最後の立ってる滝の前で終了
3p(5?6?級)S
短いが下の滝よりもたっている。スタンスも少なそうだ。これをリードするのは非常に怖そうだ。
Sアニキさすがのクライミング。立木の残地で終了。
この後最後の滝を練習で3回ほど登らせてもらった。練習でスクリューを決めながらのぼってみたが、とてもつらい。アックステンションの練習もやらせてもらった。
懸垂2ピッチで下に降りて、子犬殺しの滝へ。
1ピッチで登れるようなのでユースケが登ることに。階段状で難しくはないがスクリューをどう使うかは考えなければならない。左側の残地支点まで登る。最後の部分のみ短いがたっていて少し緊張した。無事ノーテンションで終了。40m以上あったようで長く疲れた。
懸垂で下降し下山。アニキおすすめのもつ屋に入って帰京。
今年は冬山に入れないため、それでも来年からスムーズに山行に参加できるようアイスのリードは経験しておきたかったので今回経験することができてよかった。次回はもう少したっている滝のリードをやってみたい。
意外にもフリー能力はアイスにも応用が利くような気がする。スタンスへの立ち方やバランス感覚、体幹はフリーに近いものがあるような気がする。滝の形状やルートの取り方次第ではやはりフリー的体の使い方をしていたような気がする。アックスの使い方やプロテクションの取り方などまだまだ修行が必要だが、今年やってきたことは間違っていないと改めて思った。
より一層これから頑張ろうと思います。
Sさんありがとうございました。