7月12日夜~13日 盛山さん、ノジ、エリーさん
6時駐車場発。12時登山道。14時駐車場。
マツさんが、七賢を飲んだことがないという。これは大変なことである。私がもっとも愛する山梨の酒蔵。ぜひご紹介しなければ・・・というわけで、三つ峠での訓練後、さっそく七賢の吟醸を買い込み、一路、西沢渓谷駐車場を目指す。大型車用駐車場枠に堂々とテントを張って宴会。そうこうするうちに会長も到着され、久々にストレスのない楽しいお酒をいただきました。
翌朝、6時半に駐車場発、だいぶ遅くなってしまったことを気にしながら鶏冠谷へ。いつものことながら、この川の出合いは暗い。魚止めをはじめ数個の滝を登る。
第一のハイライト、逆さくの字の滝。水量は多い、一見して無理かと思ったけれど、会長がいける、とおっしゃる。で、行って見る。なるほど、思いのほか水流の影響を受けず、難なくこなせた。
さらにいくつかの滝をなし、二俣に到着。この時点でまだ、9時にもなっていない。最初の大滝は右から、おおきく高巻く。懸垂なしに沢床に降り立つ。その後いくつかの滝を越える。一番いやらしく感じたのは30メートル大滝の最後の段だったが、会長がトップを行ってくださり、結局、無事に抜けました。
その後、きれいなナメが続く。そろそろかな~と思っていると、そのとおり、右から枝沢が入り、すぐに40メートル大滝が現れる。
水流を離れ、枝沢を登る。藪の薄いところ、薄いところ、と上に向かってあがり続け、とうとう、ドンぴしゃりで登山道に出た。
やった。いつものことながらこの瞬間はうれしい。装備を解除し、若干ガスの出始めた稜線を下る。2時間もかからずに駐車場に戻った。
滝もナメも楽しめ、最後には藪こぎなしに登山道に飛び出すことができ、満足のいく沢でした。企画してくださった松さん、その他皆様、本当にありがとうございました。
追記。ガイドブックにある「よく滑るナメ滝」について。今回、アクアステルス、エコトレック、フェルト、と三人三様の沢靴で行きました。さて、だれが一番滑るか?と思いましたが。
結論。どれも滑る。コケはコケである。注意して歩くしかない。
投稿情報: ノジ | 2014/07/14 16:11