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メンバー:いっこう、あたる(記)
830千畳敷駅-1000取付-1400登攀終了-1500千畳敷駅
宝剣岳中央稜に行ってきました。バス代とロープウェイ代に3900円を払い、千畳敷に到着。こんな金払ったら易々とは敗退出来ないじゃないか。 千畳敷駅から取付まで登山道のトレースをたどり、途中から左にトラバース。 取付でもたもたしていたら、何か強そうなクライマー三人組が合流した。 取り敢えず、僕らが最初に取付についていたので、気にせずトップで登り始める。
以下グレードは主観です。
1P目、Ⅳ級、40mあたる 10m程草付混じりを直上した後は明瞭な凹角を左上する。終了点は立木を利用。クラック&残置豊富。
2P目、Ⅳ級A1、40mいっこう 立木から左上の凹角に入る。フォローで行きましたが一ヶ所A1しました。終了点は適当なクラックで。残置豊富。
3P目、Ⅴ-級、30mあたる ルートを探しながら登り、登山体系通りに左の凹角を登った後、右にトラバースしオケラクラックを登ったがロープの流れが悪く、オケラクラックの直ぐ上のクラックでピッチを切った。クラック自体は傾斜緩く、面倒なのでアブミしようせず。しかしロープ重くA0しました。カムは#2#3が二個ずつあれば問題ないでしょう。上部のワイドは堅雪を崩し足を突っ込み、左上のホールドを取り抜けました。ワイド部分は#4が効きそうですが、堅雪でふさがっていたので、ワイド手前でカムを固めて、突っ込みました。
4P目、Ⅲ級、40mいっこうさん オケラクラックの上の雪のついた斜面を直上し、リッジ沿いに登る。適当なピナクルでピッチを切る。
5P目、Ⅲ級、20mあたる リッジ沿いに登り、最後は宝剣岳頂上の岩でピッチを切る。
下山は宝剣岳東の登山道を下る。 今回は、カムを持っていきすぎました。過剰装備で半ば筋トレクライミング。 金掛かるのでまた行くか分かりませんが、今度行くとしたらプロテクションは下記で行きたいと思います。 もしも冬季行くなら、イボイノシシや短いスクリューも必要でしょう。
・カム…#0.75、#1、#2、#3二個ずつ#4一個(スモールカムは結局一回しか使用せず。)
・ナッツ一セット(比較的大きめのクラックが何処かしらあるので出番少ないでしょうが念のため)
・ハーケン…適宜(同上)
いっこうさん運転お疲れ様でした。 今年の冬は松木沢ですね!
あたるさま、登攀記録興味深く読ませていただきました。
お教えいただきたいのですが、GWに中央稜を登りたいと思っておりますが、アイスバイルやアックスは必要でしょうか?
秋に一度、中央稜は登りましたが、季節的に、アイゼン+アックス+アブミの世界のように思われます。ご指導いただければ幸いです。
投稿情報: たまて | 2016/04/12 14:11