3月29日、A氏、B氏(ともに会員外)、ノジマ
恐るべし関越道。朝5時に八王子を出たのに、すでに渋滞している。そのため、平標登山口についたのはすでに8時半、出発は9時ちょっと前と、遅くなってしまった。
まず、河内沢沿い林道を少し歩き、ヤカイ沢に入る。入り口には赤テープがあり、迷いようがない。それから、ヤカイ沢が三又に分かれるところまで詰めあがる。そこからさらに沢を詰めてから稜線に出る人も多いようだ。しかし、私は雪崩がおっかないので、ここで支尾根に乗ることにする。素晴らしい青空、暑い暑い。Tシャツ一枚になって登る。
急登。ジグを切りながら1700ピークで支尾根上に出る。山スキー経験がそれなりにあるA氏と私はなんということもないが、経験の少ないB氏は悪戦苦闘している。美しいブナの森はやがて、背の低い針葉樹林に姿を変える。稜線直下の雪壁は結構高度感があり、慎重にこなして稜線に立つ。わずかな距離で山頂。雲一つない青空、越後の山々がよく見える。
B氏がだいぶばてているので大休止。15時にシールはがして出発。
本当はヤカイ沢を滑るつもりだったが、高度感がある、稜線直下からヤカイ沢にドロップインするのがややためらわれるので、とりあえず山の家まで悠々と滑り、そこから谷に向かて落とし込む。
ここからが結構大変。気持ちいのいい滑りができる斜面なんですが、B氏がターンをきれない。切ろうとすると転んでしまう(そして立つのに一苦労する)。
わたしとA氏とで彼女を引っ張り上げ、立ち上がらせなんとかかんとか谷底まで。しかし地図読みはきちんと当たり、どんぴしゃで目指す林道までたどり着く。あとは林道を快適に飛ばして、車まであっというまに到着。
ガイド本には「シール登高に技術がいる」とか「スキーアイゼンがいる」などと書いてあったので、どんなもんよ?と心配していましたが、折からの暖かさ(というか暑さ)のため雪も緩んでおり、シール登高にはまったく問題なし。
簡単お手軽で、かなり楽しめます。おすすめです。
追記。頂上から八海山をとっくり眺めてきました。八海山・入道沢遡行は、以前からぜひ一度やってみたいと思っておりますが、結構難しいらしく、まだトライしておりません。諸先輩方で興味ある方、ぜひお声掛けください。八海山で八海山を飲むっていうのは、オツじゃないかと、ひそかに思っているんですが…。
投稿情報: ノジ | 2014/03/30 08:43
行きたいですな。秋かな?
入道沢は日帰りっぽいけど、水無川のどこかとハシゴ???
投稿情報: ゴルゴ | 2014/04/01 02:04
ゴルゴさん!入道沢から八海山に詰めあげて、阿寺山あたりまで縦走して、テント泊してのんびり帰る、というのがわたしがここ2年ほど抱き続けている夢なのです。ゴルゴさんは沢がお好きと伺っていますので、復帰を、まぢで、心から、お待ちしています!
なお時期は、ご指摘の通り秋が良いようです。8月いっぱいは雪渓処理がやばいらしいし、泳ぎもないので、9月後半から10月くらいでも行けるっぽい、というかそのあたりしか行けないらしいです…。
投稿情報: ノジ | 2014/04/01 12:24