2014年1月19日(日) 前夜発日帰り
メンバー:妹尾(CL・記)、盛山、安斎、松隈
この2月の大物に向けて、盛山サンの
『Ⅵ級をこんどこそノーテンで登りたい・・』という熱望(?)に
ほだされ、やっぱり時期が早いけどたぶん大丈夫だよね?のノリで
懲りずに西上州・犬殺しの滝へ。
行程;7:00道の駅しもにた~7:40林道終点駐車場
~8:30/16:30犬殺しの滝~17:00駐車場
前日から入っていた妹尾と盛山車組は朝、道の駅で合流。
前日から打って変わって、道の駅には7~8台ほどクライマーらしき
車があり、混雑が予想されたましたが、とりあえず予定通り進む。
今年は時期が早いせいもあってか、雪が少なく
去年雪が多くて車で入れなかった林道終点まで入れてラクチン。
雪が少なすぎて、逆に少し歩きづらい沢を詰めて
一番乗りで犬殺し&仔犬殺しの滝へ到着。
某SNS経由で、先週は犬殺しの滝は登らなかった(登れなかった?)という
情報がありました。今回も、直登は・・・うん、ビミョー(笑)。
上部は一度左のラインに移れば登れそうです。
去年は雪にほとんど埋まりあまりぱっとしなかった
犬殺しの滝より上部の滝も登れそうなので、
盛山・安斎のグリーンジャケット組は、はやる気持ちを抑えきれず
アップもなしでスタート。
昨日に昇天の氷柱で危うく昇天しかけた妹尾は、
松隈サンへマンツーマン(ウーマン?)の
ブルージャケット組アイスクライミング教室@仔犬です。
仔犬にトップロープ張っていると、
後続パーティーが続々到着。一気に賑やかになる。
同時に登ると危ないので、仔犬の下部アイスで基礎講座。
・アックスを使って登る、降りる、トラバースの基本動作
・傾斜が強い部分での登り方(モンキースタイル)
・打ち込み方(打つ瞬間に強くアックスを握る)、打ち込み場所
・足の重要性
・アックステンションの方法・重要性(アイスは基本墜落しない)
・スクリューの打ち方、大変さ
などなど。自分が沢山の人から教えてもらったことを
とうとう教える側になったのねっと。
ときどき、隣の犬殺しから悲鳴とともに
大きな氷の塊が落ちる音がするが基本放置(笑)。
まあ、予想通りモロイ・ウスイよね。
昼過ぎに犬殺し組みも満足げに(疲れ気味に?)降りてきたあとは
トップロープで遊ばしてもらう。
犬殺しは去登ってるし、わざわざこんな状態悪い時期に
リードする気になれなかったモンで・・・苦笑。
でも傾斜が強い以上に薄!!フッキング主体で登ったら
外れて派手にぶら下がった(笑)。やはりトップロープって
気楽だけど、リードみたいな慎重さや丁寧さが抜けちゃいますね。
なんだかんだで2回登らせてもらい、
松隈サンも『まあ、去年4mぐらいでギブしたから今年は5mかな?』なんて
登らせてみると・・・
4m登る・・・フムフム、まあ去年よりは・・・ね。
6m登る・・・おっ?やるね、なかなかスムーズだけどここらへんまでかな?
8m登る・・・あれ?ペース落ちないね?しかも(練習で)スクリュー打ってんじゃン!
10m登る・・・スゲー!予想ガイです!
トップロープとはいえ、Ⅳ級+ぐらいはあるトコをサクサク登りました。
結局中間部までで降りてきましたが、ウン素晴らしい。
盛山会長いわく『まつどヒエラルキー内で、何人か抜いたな・・・ニヤリ』
まあ、誰を抜いたかは敢えて言いませんが(笑)。
今回もがんばった新人サンはその反動か、帰りのアプローチで
滑りやすいアプローチに難儀していました(笑・・・スミマセン)。
アックス・ピッケルは最後まで1本ぐらいは
持って歩く習慣をつけると良いですね。
先輩が持っていないからといって、自分も必要ないと
考えるのは危険です。アイゼンもしかり。
過去、アプローチでの滑落事故もチラホラありますよ。
まだ発達段階の氷でしたが、それぞれなかなか良いトレーニングが
できたようです。帰りに盛山会長から、がんばった隊員各自に
下仁田ネギのボーナス支給がありましたとさ。
【総括】
西上州は2月がいいよね(笑)。
あとは、新人がそれぞれドンドン伸びてきているので、
ベテラン組も、教えるのはいいけど、
自分自身のクライミングもしっかりがんばりましょう。
新人に追い抜かれることほど切ないこともありません(笑)。
電車組には下仁田ネギは「ネギ臭いからちょっと・・・」と一蹴されました(/_;)
投稿情報: モリヤマ | 2014/01/26 22:10
見てないから何とも言えないけど、プーさんはアイスでは一孝さん、ウィリーを越えたかもしれませんね。盛山さんやビンさんは登るの上手いし経験豊富だから一緒に行って安心出来るだろうけど、これからは若手と共におっかなビックリどんどんルートに入って重鎮連中を追い抜かして下さい!
投稿情報: あたる | 2014/01/26 23:11