2014年1月27日(月)日帰り
メンバー:妹尾(CL・記)、安斎
去年、2月下旬(たしか・・・)に向かった千波の滝は残念ながら
時期が遅すぎて氷結が甘く敗退したので、そのリベンジ(?)に
安斎サンと今一度トライしに行きました。
行程;7:00JR大月駅~8:30芦川蛇沢出合~9:30/10:00千波の滝取付
~14:30/15:00終了点~16:00出合~17:30JR大月駅
朝、安斎サンと駅で集合し、1時間ちょいで蛇沢出合付近の
駐車スペースへ到着。今年はどこも雪が少ないようで、
山肌に雪は全くなく、枯れ木の森の山奥に
ひときわ目立つ千波ノ滝がはっきり見え、氷結が
問題なさそうなのは一目でわかり一安心。
昨年はアプローチに一苦労したので、
今回は沢通しに進む。すぐに踏み跡らしきモノが出現。
最初は半信半疑でしたが、去年は雪に埋まって全く
見えなかったので、とりあえず疑っても始まらず
進むと・・・正解のよう。ほっ。
所々微妙に悪い場所もあったが、左岸の踏み跡を
1時間ほど進むと取付に到着。
こんな平日なんで、いつもどおり(?)貸切と
おもいきや、先着パーティーが1組。すでに2P目に突入中。
落氷が気になり、すばらく待ってからスタート。
1P目:妹尾L。直登ラインは氷結が悪いので、
一度大きく左へトラバースして左ラインを登る。
下部はウロコ状で、足場は苦労しないが、
アックスの打ち込みが気持ち悪い。
おまけにトラバースで、支点もそんなに
とれないので、ちょっと緊張するが、
上部に行けば傾斜も落ち、氷も安定する。体感Ⅴ-級?ぐらい。
2P目:安斎L。傾斜の落ちたナメ滝をガンガン登る。
凍りも水氷っぽく、粘りがあって安心して登れるが、
傾斜がない分、足が疲れる。
3P目:妹尾L。少しナメ滝の続きを登り、右に迂回する形で、
滝の弱点を登る。段差が多く、グイグイ登れて楽しいピッチ。
4P目:安斎L。適度な傾斜、安定した氷で引き続きグイグイピッチ。
落ち口の奥の潅木がゴール。
下降は、終了点奥の右斜面(左岸)の踏み跡をあがると
林道に飛び出し、そのまま林道を歩いて、蛇沢から少し離れた集落へ。
トポだと、途中の尾根をそのまま林道から外れて降りると
蛇沢出合に直接降りれるらしいですが、
よくわからないし、急ぐわけでもないので、そのまま歩く。
楽しく、気持ちの良いマルチアイスルートでした。
【総括】
想像以上に良かったですね。
まずアプローチも近い、下降は林道歩きで両方1時間程度。
難易度も特に高いわけではなく(氷結状態にもよりますが・・・笑)、
グイグイ登れて『楽しいアイス』が満喫できました。
スクリューで支点作成など、純粋な"アイスのマルチピッチ"としては
手軽さ・楽しさなどの点から、かなりおススメです。
次回は、難しいラインをトライすれば、
また別の楽しみ方もできるようです、皆様お相手ヨロシク!!
コメント
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