2013/10/12(土)~2013/10/13(日)※10/11深夜発
CL盛山、日置、松澤、斉藤、梅澤(記)、古川
10/12 矢立石8:00-9:00林道終点-入渓点9:30-12:00黄蓮谷出合-13:00幕営地(1600m地点) 10/13 幕営地8:30-10:15胎内くぐり-10:30CS大滝-11:45 30m大滝-13:00二俣-14:00稜線 -16:00甲斐駒ケ岳山頂-16:45八合目-17:30七条小屋-19:00刃渡り-21:30駐車場
まつどらしい?!山行となった。場所が決まったのは前々日!、前夜に慌てて出発!、初日は昼過ぎから早々に宴会!、翌朝は無計画にまったりし過ぎて?!、下山はお決まりのヘッデン行動…。
しかし、澄み渡る青空の下、針葉樹の緑と広葉樹の赤のコントラスト、エメラルドグリーンの限りなく透明な水、花崗岩のどこまでも続く白いナメ…、静かで、清秋の美しい沢を心から満喫した。
盛山さんが候補に挙げてくれた尾白川本谷。すぐ画像を入手して、行きたい!と思った。遡行図を確認して、時期的に泳ぐのはもう厳しいから、巻きとへつりを駆使すればまあなんとかなるだろうと見当をつけた。なんとかなって、 (一部の勇気ある者以外)ほとんど濡れずに遡行できた。日陰は寒かったが、陽が当たればひなたぼっこしているような気持ちの良い暖かさだった。洗われた花崗岩のスラブはフリクションやホールド・スタンス乏しかったりしたけれど、滝は巻けるところが多く、巻きも悪くなく、全体的に見たら快適な谷だと思う。足並みが揃っていたので一々ロープは出さずに、出したのは懸垂含め4箇所くらい。結果的に遡行時間は参考タイムよりなかなか早かったけど、なんせ全体的な行程なんてみんな真面目に考えて行動してないから、2日目の下山時間は22時近くになってしまったんだけど…
入渓してすぐエメラルドグリーンの釜が広がる
花崗岩のスラブのナメが続く
黄蓮谷との二俣から小一時間ほどの快適な幕営地(ゴーロ帯)で焚き火と酒盛り。盛山さんといっこうさんが頑張ってくれたけど、お魚さんは釣れなかった…
岩塊、大岩混じりの瀑流帯入口。右岸は北坊主や西坊主、滑滝沢、左岸は烏帽子中尾根側壁がそそり立つ。
核心①CS滝:あたるくん、古川さん、残置を使って乗りこえる。後続はザイルをゴボウ。
核心②30m大滝:フリーでナメ滝を登った後、トイ状の滝の右側凹角を40m登る。古川さんリード。右壁は砂なのか岩なのかボロボロでわからない、左壁はヌルヌル、足元はぬかるみに落ち葉…フォローでもきつかった…
最後の詰め:二俣を左に詰めてガレて歩けなくなったところで尾根に乗り、藪漕ぎ15分くらいで六合石室直近の登山道に出る。藪こぎは楽なほう。
無事に山頂。ここからが長かった…
いつものヘッデン残業…あたるくんと古川さんが1時間ほど先に降りて車の回収、宴会の準備をしていてくれた。
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