2013/10/6(日) CL:盛山(記)、入江、新居見
先週、登山道から眺めて久々に登ってみようかと思ったハイピークルート。
雨天敗退の可能性濃厚な中、岩頭に立つことが出来ました。
1ピッチ目:入江リード ドーンとあるワイドクラックの左のハンドサイズクラックから登り始め。 途中から右にトラバースしてワイドクラックに入る。 「A0しましょー」と言わんばかりのリンクボルトが良い位置にあります。 その後のワイドは中に入りすぎず角のスタンスを繋いで登る。 ワイドから出たフェースでピッチを切る。
2ピッチ目:入江リード
フェースからこれまた右に微妙なトラバースをして、岩の溝に入っていく。
岩の隙間をずりずりと歩いていくと松が生えた広場に到着。
3ピッチ目:盛山
バンドを左上。ハンドサイズのクラックを使いながら快適。
左の岩の隙間に入っていき、チムニー。
ちょっとフリーで頑張るには幅が広く手足を突っ張りながらなの登りになる。
右の壁に人工用のリングボルトがあるので、素直に人工でテラスに上がる。
4ピッチ目:盛山
ひたすら人工。思ったよりピンの距離が遠い。
一度最上段での立ち込み、基本は2段目だったので、小柄な人は結構辛いかも(私は182cmで手が長めです)。
途中の下部で2本のリングが消失していて、1つは細引きの追加(しなくても上からスリングが垂れているので、なんとでもなりますが…)、もう1つは残置された細引きに引っ掛ける。
事前情報で今年の7月にリング破断があったのを知っていたので、この辺が壊れたらしい。
このルートは基本的にリングボルトのボルトラダーで結構老朽化が進んでいる様子。
リングをチェックしながら登ったが明らかに見た目でヤバイのはなかったと思う。
錆びは進んでいるので、なんとも言えない…人工登攀とはそういうものだ。
そんなこんなでアブミのかけかえで終了点に到着。
ペツルの立派な支点がありました。
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