2013,5,26-27
三つ峠での新人教育リード練習 松澤さん、盛山さん、松隈
三つ峠右フェイスで階段状になっている始めのⅠピッチだけ
松隈リードで、残りは松澤さんが全部リードして頂き、フォローで盛山さんと一緒に登りました。
その後は1ピッチ登ってセカンドのビレイ、懸垂下降を繰り返し行いました。
この日三つ峠は大盛況で渋滞していて、岩場がこんな混雑しているの初めて見たので驚きでした。
待ち時間や落石も多くセルフ取る支点も譲り合いながらで、テラスには色んな山岳会の女性だらけだったりして、何だか変な緊張をしてしまいました。
リード練習の方は、ロープをクリップするのは大丈夫だと思いましたが、ルートを考えてロープを選んでクリップしていたつもりがだんだんおかしくなってあやとりみたいにロープが交差してしまっていた状態をあとで盛山さんのカメラで確認しました。
ロープがどんどん重くなるのが厄介で、引っ張りながら登ってたりもしました。
初めて仕掛けたカムは水平に入れた為、一応効いてはいたものの下の方向から入れた方がいいよと松澤さんに教わりました。
セカンドのビレイは前回の三つ峠でかなり教えて頂き練習したので、セットの仕方に関しては大丈夫だと思いますが、ろーぷを振り分けさばきながら手繰るのは大分時間がかかります。
ただ、今まで本で見ていて分かりそうで何だかイマイチよく分からない でいたつるべ登攀のやり方が初めて、なるほどと腑に落ちた感が得られて良かったです。
この日一番手こずって注意が多かったのは懸垂下降の手順、ロープを下に投げるやり方、初めて使ったシャントのセットでした。
ロープを連結したり末端処理したりと手際良く効率的な流れを把握出来ていない為あれをやってこれをやってとつぎはぎの記憶で作業しており、何度やっても何かしら忘れてしまい、松澤さん盛山さんに見て貰いながらでないと完璧に一人でこなす事はできず、せっかく朝早くから付き合ってくれている二人に申し訳ないような、悔しいような気持ちになりました。
頭の中に色々詰め込んだような充実感があり、これを明確にして繰り返しやりたいと思った三つ峠1日目でした。
そして2日目
27日 妹尾さん、安斎さんによるリード練習
最初トポを渡してくれ、自分でどのルートをリードするのか決めて、
オールリードで上まで頑張りましょうと言われた時は内心「キャー!」
でしたが、大丈夫と励まされ、初めて自分でトポを見てどうしようかと考えることになり、いかに今まで人任せで登っていたか分かりました。
リードするってここからなんだ!とあまりの自由さに困惑しながら
簡単な場所を探すのですが、トポが良く分からない・・・
この絵は一体岩のどこなんだ・・・と毎ピッチ探してうろうろし、登ってはここじゃない・・・と降りるのも一苦労、大変長い時間妹尾さんと安斎さんを待たせてしまいました。
暖かく天気が良かったのが本当に有り難い、寒かったりしようものなら二人ともやってられなかったと思います。
ルートファインディングに手こずりながら、昨日やった事を何とかやりました。
時々やってしまうミス(安全なカラビナの掛け方やルートを探す時もとりあえずまずセルフを取るなど)を注意されながらも基本、任せる。と言う感じで見守ってくれました。
上に着いた時は本当に嬉しかったです!
ただ頂上で終了点を間違えモニュメントのでっかいハーケン?碑みたいなやつにセルフを取り二人をビレイしてガンガンロープを引いてお疲れ様でしたとか言い、妹尾さんに
「本当にここで作る人いるんだ。」と言われ間違いを知り驚愕しました。何事も無くて本当に良かったです。申し訳ないです・・・
その後、トップロープで大根おろしを登らせてもらい、楽しく遊び懸垂下降で降りてきました。セットは何とか出来ましたが、ロープの投げ方が悪く、ひどく絡まってしまいほどきながら下降するはめになり自業自得なのにイライラしちゃいました。
安斎さんに「洗礼に遭ってますね!」と言われほどき方を教わりながら同時にシャントって便利と思いました。
ロープの投げ方や繰り出して落とすやり方を見せてもらい、初の本当に一人での懸垂下降に緊張しましたが無事安全にリード練習を終える事が出来ました。
二日間に渡る三つ峠での新人トレーニング、
気長にお付き合い指導して頂きありがとうございました。
これからも引き続き復習して身につけていきたいです。
松隈
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