2013/03/09 前夜発日帰り
メンバー:入江(CL・記)・松澤
6:00谷川岳ロープウェイ-7:30一ノ倉沢出合-シンセンのコル-東尾根-15:00谷川岳頂上-天神尾根-16:15ロープウェイ
高尾集合で盛山車に乗りこみ出発。好天を想像していたが、途中何故かの大雨。。
一抹の不安がよぎりつつ、ロープウェイ駅の更衣室で仮眠。
5時起床、6時ちょいすぎに出発。
一ノ倉沢までは1時間半ほど。別行動の盛山・松隈チームと一緒に進む。
これまた 別行動の斎藤・日置チームは既に出発済み。
自分は冬の谷川岳は初見だが、松澤、盛山の体感としてはデブリが多いのでは?とのことだった。
ここから盛山・松隈チームと別れる。
稜線はガスっていて見えない。上にいったらどうなっているのか?とりあえず行くしかないだろうとのことで一ノ沢を詰めてシンセンのコルまで登る。
コルでハーネス、ガチャを付ける。ここはあまり広くない。
先行2パーティーが第二岩峰にロープを伸ばしている。
トポによると状況次第では右から巻いても行けるそうで松澤が偵察。だが、思ったより悪く、トレースもない。尾根通しに岩峰を登っていくほうがいいだろうと判断。しばし、先行パーティーの通過を待つ。
1ピッチ目:松澤リード
出だしが若干悪く、Ⅲ級程度か。支点は途中に残置ハーケンがある。
自分は今季アイスしかやっていないせいもあって出だしの岩へのハイステップが嫌な感じ。
2ピッチ目:入江リード
決まってるのかいないのか、いまいち分からない雪質だが、ところどころあるガバホールドで安心できる。
気温が高いせいで雪はグサグサ。
岩峰を越えて安定した雪稜に出る。
ここで一旦ロープをしまう。(以後は出さなかった。)
ここからはさほど難しくない雪壁の登りが200mほど。
雪庇の張り出した雪稜を歩くころには先行の2パーティーを抜かしトップになる。
トラバース時々歩きといった感じで進む。
第一岩峰手前でようやく平らな雪面になり、休憩。
朝のどんよりした天気が嘘のように快晴ほぼ無風で和やかな雰囲気だ。
第一岩峰からは自分がトップで行かせてもらう。
まずは岩峰をトラバースして右から巻き直登する。
そのまま稜線までの最後の雪壁を登る。部分的に傾斜が強く、楽はさせてもらえない。
最後に雪庇の下を左にトラバースしてから乗り越え国境稜線に抜ける。
簡単な稜線を歩いて谷川岳頂上へ。15:00登頂。
盛山・松隈パーティーが小屋で待っているとは思わず…小屋前でガチャをしまい天神尾根経由で下山。
すいません。。
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積雪期の谷川岳は初だったが、天候にも恵まれいい登攀ができた。