2012/09/12
CL:入江(記)
大月-妹尾車に便乗-瑞牆-10:00ボルダリングセッション-19:00スライドショー
「垂壁のかなたへ」の日本語版出版記念としてスティーブ・ハウス氏が来日、ボルダリングセッションとスライドショーをするのでどうですか?というお誘いを受けてひとり行ってきました。
当日はちょうど妹尾・安齋組が瑞牆に行くということで行きは車に便乗。
メンツはだいたい30~40人くらいで同業者、学生山岳部、無職のクライミングバム、などなど。
関係者が多かったので、なかなかのアウェイ感を感じましたが、登ってしまえば関係なし。
各々自由にセッションしあって、刺激になることも多かったです。
まずは二ノ谷エリアへ。
大黒岩:森の生活 6級
ポケットをたどっていくハイボルダーのスラブ。
ルートは明瞭、ムーブは6級だが高さがあるので、メンタル6級だとやや怖いかも。
初めての瑞牆ボルダーでいきなりの高さに若干不安を覚えつつも、登りは問題なし。
大黒岩:あかね雲 3級
カンテ沿いを登る。初手カンテに右ヒールからの右カンテに飛ばしからの左カチが核心。
ヒールが難しい場合男性ならばデッドで左カチに取りに行っても止まる。
上部は簡単。
10トライはしてないくらいでやっと完登。ヒールがなじむのに時間がかかった。
倶利伽羅:竜王 1級SD
ランジ課題。昔はスタートに顕著なでかいホールドがあったようだが剥がれてしまい、今は左右アンダーカチスタート。出が悪い。
ランジは慣れれば止まるが、止めた後の振られで左のスローパーが抜けてしまう。
はやくもよれてきて、ランジの飛距離が出なくなってきた&軽く雨が降ってきて断念。
次回に持ち越し。
百鬼夜行:高野聖 初段
雨でも登れるところへ。
とりあえず色々岩を見ておこうということで、他のメンツにくっついていく。
自分にはここからは完全なるオーバーグレードだった。
素晴らしい前傾壁の人気課題なのだがが…ついてみるとスタートの重要なアンダー左カチが欠けていることが分かった。
違うムーブを探るが誰一人解決できず。
課題消滅か?確実に2段以上になった。
KUMITE:KUMITE 二段
ジェイソンキール初登のハイボール課題。岩はとにかく美しいが、大量のマットがないとちょっと上では落ちられない。
最後はホールドがないので木の根を掴んでフィニッシュしてよいとのこと。
いい時間なのでいったんテントに戻る。
夜はスティーブハウス氏とジャンボ横山氏のスライドショー。
21:30終了予定が押しに押して結局23時くらいまで続いた。
スティーブ氏は著書にあるような全体的な話から、その後の話。若手の育成に力を入れていたり、トレーニングに関する本を今執筆中とのこと。
横山氏はパタゴニア・フィッツロイの春期登攀についての話。
翌朝仕事だったので、朝イチ瑞牆山荘まで移動してバスと電車で帰宅。
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とりあえず次は竜王1級を落としに行きます。
コメント
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