2011/7/30 森、入江、盛山(記録)
<行程>
(バス)=しらび平駅7:00--7:05入渓点--10:30廃道--11:45千畳敷=しらび平
<記録>
夏なのに寒いじゃないか・・・雨降っているし当たり前か。
しっかし体力落ちたな・・・さっきから太腿がつって痛い。
完全に筋肉がエネルギー切れで悲鳴をあげている。
それもそのはず、今週食べた食事といったら1日1回の雑炊かうどん。
それですらまともに消化できず、すぐ出してしまっていた。
痛みに耐えつつも、食べないと身体はこの様に衰弱していくんだと妙に納得。
中国で食中毒のババを引いてしまい、帰国後から酷い有様だ。
そんな体調で山に来るなよってごもっともな意見もあるが、それでも山に入りたかった。
3か月もまともなルートに取り付かないと、身体も精神も堕落していく事が良く分かる。
今回の目的地は湯檜曽。
超メジャールートだが、いまだに行っていなかった。
しかし週後半からの天気の不安定さに加えて、上信越の豪雨により、予定していた湯檜曽は不可能。
天気図とアメダスデータとにらめっこして、中央アルプス西横沢をチョイス。
朝は時々晴れ間が覗くがあっという間にガスが出てきて、ザーと雨が降り始める。
西横沢は思った以上に手応えがあるルート。
ほぼ全ての滝を直登出来る。簡単かと思いきや、部分部分でピリリと辛い部分が出てくる。
岩の持ち方を知らない初心者はちょっと苦戦するかなというレベル。
遡行の開始は、橋の横の踏み跡を辿り、いきなりの堰堤の巻きからスタート。
堰堤を2つ超え、大石を通過後に二股が出てきて、左に入っていく。
右が東横沢になるのだが、割と楽しそうな雰囲気。
西横沢に入ると、間もなく滝の連続になる。
今回、初沢の入江隊員も難なく滝を越えていく。
さすがに慎重だ。
人の心配はさておき、久々アンド病み上がりの自分も慎重に行かなくては。
下部の小滝で、ちょこっとバランスとフリクションで登る部分が出てきて、一応念のためにザイルで確保。
ほどなく30mの大滝となるが、森隊長が先陣を切りノーザイルで進んでいく。
下部をシャワーを浴びながらトラバースし、滝の左壁を登る。
階段状で特に難しくはない。
先頭の森隊長にザイルを用意して貰ったが、用意出来た時にはもう抜けてしまった・・・
またしばらくいくと大きな滝が。
今回は一応ザイルで確保する。
支点は・・・ないな。途中にカムで1本気持ちばかりの支点をとり、滝を抜ける。
その後は滑滝が続き、特に難しいところもなく、すいすいと進む。
部分部分でピリっとするトラバースや一手がある程度。
どうやら今回は水量が多いらしい。
なかなか水は枯れない。
雨が降る中疲れた足を引きずりながら、登っていく。
ようやく水が枯れたと思ったら、おや、残置ロープが・・・
廃道が走っているではないか。ついでにリーフレット?も見っけ。
しかし廃道とはいえ、酷いもんだ。
荒れ放題で、もはや道とは言えないな。
そんな道を小一時間ほど歩くと人里風景の高原へ。
ようやく終了。足が動かん。
<反省点>
体力維持は大切だね。
その他写真は↓
https://picasaweb.google.com/moriyama.m
コメント
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