2010年5月7日(土) 日帰り
メンバー:CL妹尾(まつど岳人・記)、S口(無所属)
ケン○ッキーじゃないよ。
嫌いじゃないけどね。
黒部横断を無事終え、電車の中でひたすら喰いまくっていると携帯にメール受信通知、しかも送信は鹿島槍にちょうど入山した7日前。同じアパートの住人、S口クンからクライミングのお誘いだった。しかも行先は今年4月に発表されたばかりの奥多摩・カーネルロック。黒部横断から帰宅した翌日早々に行くことになり、へロヘロのままで疲れきってはいるが、無性に岩に触りたくなり、即返信。ああ、俺はつくづく山バカ・岩バカですねい(苦笑)。
7日 6:00日野アパート~7:00/11:30カーネルロック~14:00日野アパート
昨日夜遅くに帰宅したにもかかわらず、本日4:00起きナリ。あれ、まだ山の中だっけ?疲労で眠い目を擦りながらパジェロミニで出発。昨晩アパート周辺は雨が降ったようでとても登れる天気ではない気もしたが、行ったことがない岩場なんでアプローチの下見だけでもいいかなと、とりあえず出発。途中小雨が降ったりで半ばヤケクソ。
しかし、奥多摩に近づくにつれ路面が乾いている。これはもしや・・・と期待は膨らむ。カーネルロックはJR日向和田駅徒歩数分の道沿いにある教会の下にある岩場。ネットの情報によると石灰岩であまり大きくはないようだ。国道411号を走って日向和田駅を通過するとすぐ左手(多摩川側)に教会が見える。
これが入口、仏教徒もイスラム教徒の方も臆せず突っ込みましょう、岩場を前に人は皆平等です。川のほうへ下りる階段がありますので途中にある料金箱にケチらず1人500円払うとすぐに岩場が出現した。たしかにあまり大きくないが、石灰岩らしく全体的に人工壁チックで、カブリ気味なので雨にも強そう。
今日は前回落とせなかったルートのRPに燃えるS口クンが主役なので妹尾は完全エンクラモード、半袖・裸足ってサイコー(笑)。まずはアップで『プレイヤー(5.9)』を登る。薄カブリの部分を苦しい体勢で右に抜けるところが核心でしょうか?S口クンに続きなんとかOS。続いて妹尾は『セントフローリア(5.10a)』にトライ。出だしのハング越えが核心?人工壁チックでホールドも豊富だが、すでに前腕パンパン(笑)。なんとかOS。
いよいよS口クンは本気トライ。まずは『ぷらり(5.10c)』にトライ。出だしのハング越えはボルダームーブっぽく、足ブラムーヴは刺激的。安全のため1ピン目はプリクリップで登る。本人曰く前回初見では気づかなかった核心ホールドもしっかり取って無事RP。妹尾もそれにあやかってトライ。
やっぱり出だしのボルダームーヴは空間を踊るようで面白い。全体的にかぶっているので、ガバの連続なのに前腕パンパン。黒部横断で体重は間違いなく?軽くなってるのに動きは重い、不思議ですよねェ・・・。核心に到達する前にあえなくワンテン。しかし、S口クンの登りをを見ていたので核心はスムーズに突破。ま、今の状態なら5.10cをワンテンでも上出来としましょう。
小休憩の後、妹尾は懲りずに『へそまん(5.10c)』にトライ。核心は最後のクリップムーヴ?この岩場は初見だと少しボルト間隔が遠く感じた。どんなガバでもすぐにパンプするのでクリップは超緊張苦笑。
結局散々な結果でS口クンにバトンタッっち。S口クンはこれまたキレイに登り本日2本目のRP。完全に追い越されちゃいましたね。S口クンは夜から仕事、妹尾はヘロヘロ(笑)なので、昼前には撤収。車を走らせだすと間もなく雨が本降りになりGOODタイミングでした。
帰りに用事のあるS口クンを途中の駅で降ろし、スーパーで買い物して帰ってもまだ
昼過ぎ。コソ錬するにはいい岩場を見つけました。サンクスS口クン。
************************** 総括 ****************************
厳しい雪山シーズンを終えて、いよいよ本格的に岩シーズン突入。なにより半袖・裸足の開放感は筆舌に尽くしがたいの一言。カーネルロックは雨にもそこそこ強そうだし、なによりアパートから50分ぐらいなので、妹尾には天気悪くてもダメもとでいける便利な岩場です。ただし狭いので他にパーティーいると・・・。とりあえず今度来たときはRP体制で行きますよ。ハッスルハッスル(←古い)
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