6月20日、21日
日置、他二名
6月20日
台湾の山で自然にやさしい歩道を作る計画があって、林政翰がそれに関わっているらしく、是非日本の登山道を参考にしたいという。それじゃあ尾瀬に行ってみるといいんじゃないかと言ってやる。苗場山や平が岳も似ているかなと思ったけれど、山頂まで登るのが嫌なので黙っていることにした。
19日の夜に出発し、途中の道の駅で寝る。戸倉に車を止めてバスで鳩待峠へ。
登山口からずっと木道が続いている。林政翰は道の写真ばっかり。さすがに尾瀬ヶ原は広い。花も咲いていてキャー綺麗とか言いながらしゃがみこみたいところだが、むさ苦しさ300パーセントのこのメンバーではとてもそんな気にはなれない。人もたくさん歩いていてなんだかとても疲れた。
たらたら歩いても昼過ぎにはテント場についてしまった。もうやる気がなく、お二人に明日は燧ケ岳に登らないとだめですかねとお伺いを立ててみるが、どうやら登りたいご様子。まあせっかく来たんだししょうがないか。
6月21日
月曜日だからか、それとも燧ケ岳まで行こうという人はあまりいないのか、昨日と比べるとずっと人が少ない。坂道をひたすら登って山頂に到着。風が吹いていて気持ちいい。暫く涼んでいると他の登山者が上がってきた。中国語を話しているので、やっぱりどこからですかと聞いてくる。台湾からですと言って暫く会話をしていると、また日本語が上手ですねだって。もう何回目だよ、勘弁してくれよ全く。
どろどろの道を下って尾瀬沼を目指す。途中すれ違った女性がかなり美人だったらしい。ちゃんと見ていなかった、くそー。
尾瀬沼は遠足の中学生やピクニックに来ているおじ様おば様方でまた人が多い。さっさと歩いて大清水に下ることにした。
尾瀬は男だけで行かないほうがいい。気が狂いそうになるから。はっきり言って危険です。かなり危ないです。そのまま正気を失って違う世界の人間になってしまっても全くおかしくありません。
コメント
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