2009年7月3日(土)~4日(日) 前夜発一泊二日
メンバー:CL F山、A岡(以上 東京YCC)、妹尾
最近はまつど岳人の中堅以下のメンバーが
それぞれやんごとなき諸事情でなかなかフリーの
パートナーが見つからない。金曜朝になって
F山サンに無理を言って、小川山にご一緒させて頂く。
3日 2日23:15日野アパート~0:00A岡宅
~2:30塩川ダム~8:30小川山駐車場
~9:50マラ岩東面基部~16:00小川山駐車場
~20:30塩川ダム
ギリギリでF山サン達に御同行を申し込んだクセに
こんな日に限って所沢で仕事が21時過ぎまである。
何とかギリギリにA岡サンのお出迎えに間に合い、
相模原のA岡サン宅でF山サンと合流、一路小川山へ。
土日とも天気が微妙で、東屋のある塩川ダムで仮眠。
夜明け頃、雨音で目覚める・・・。
まあ、とにかく行ってみないことには仕方ないので
すこしノンビリ出発。小川山に着くと案の定、駐車場は
ガラガラ。しかし、天気は小康状態。
岩の乾きがよさゲなマラ岩へ向かう。
先着パーティーが手前の妹岩で『カサブランカ(5.10a)』に
取付いているくらいで、普段ゲキ混みのマラ岩も静かなもの。
東面で準備していると、早速後続パーティーが到着し始めたので
さっさとアップで『川上小唄(5.7)』を登る。フレークから易しい
フェイスを登るが朝イチでボルト間隔もちょっと遠く少し緊張。
F山サン・A岡サンが登っている時に、去年中国で御一緒した
同じくYCCのM金サンが秀峰登高会のY野サンと偶然マラ岩へ。
まあ、こういうコンディションでも登ろうという輩は、だいたい
同じ場所に集まるのですかね。しばらくして杉野保ガイドの
集団も到着、結局混んできました。
少し東面が混んできたので、若干コンディションが悪いが
登れないことはない西面へ。けっこう前にトライして
核心ではじき返された『届け手の平(5.10c)』にトライ。
下部は問題なくこなすも、やはり核心のムーブに撃沈・・・。
右手一本指ポケットと右足のスメアで立ちこむムーヴが
何度やってもできない。スラブ「も」全然成長してません(泣)。
再び東面に戻り、ちょうどF山サン・A岡サンが
『レギュラー(5.10b/c)』にトライ。傾斜は垂直だが、なかなか
手ごわそう。しかし、このグレードなら一撃を狙うべきだろう。
いざトライすると、欲しいところにGOODなカチが連続する。
ちゃんと適度にレストを入れれば快適の一言。
前の二人のムーヴを見ていることもあり順調に進み、無事フラッシュ。
OSではないが、やはり一撃は気持ちいい。
その後、F山サンが妹岩の『イエロークラッシュ(5.12a)』に
トライしたいというのでビレーにご一緒する。
前傾~薄カブリだが、かなりパワフルなムーヴと保持力を要求
されるようで、あのF山サンでもなかなかムーヴを繋げられない。
それでも奮登の末トップアウトし、Trで妹尾も記念?にトライ。
下部の右フレーク~右ホールドまでは耐えられるが、
そこから登っては壁から引っぺがされ、登っては・・・(以下同文)。
いろいろなムーヴを試すがことごとくはじき返され、
行き着いた正解?ムーヴの縦カチの2手が保持できず惨殺状態苦笑。
夕方になり、とうとう小雨が降り出してきたので本日は撤収。
今夜は雨が降りそうなので、東屋に幕営したい。先ほど、
Y野・M金組に教えてもらった情報を元に、あちこち探し回るが
3時間近く車で走り回って結局見つからず(笑)、仕方なく昨晩泊まった
塩川ダムへ。
塩川ダムの東屋はすでにテントが2~3張あって、酒盛り中(笑)
Y野・M金組も健在で、鍋を囲みながらY野・M金組も途中から
乱入してきて楽しい夜だった。Y野サンとは今回初めてお会いしたが、
顔あわせて数時間で「セノオ!ダマレ~(笑)」などと突っ込まれるほど
気さくな方です苦笑。でも気さくなだけでなく、
「冬はどんなに悪天候でも取付までは最低限行くのがアルパインクライマー」
というアツイ方。激しく合意です、みなさんココはテストに出ますヨ。
4日 8:00塩川ダム~8:30小川山駐車場~10:00屋根岩2峰基部
~11:00ビクター岩~15:00小川山駐車場~21:00日野アパート
気がつくと真っ暗な東屋の銀マットの上で爆睡、ただいま午前2時(笑)。
呑みすぎか、頭がやや痛いがそそくさとシュラフ出して寝る。
昨晩は酒飲んでてあんまり気がつかなかったが、かなり降った模様。
それでも東屋のメンバーはそれぞれ小川山へ向かう。
小川山も天気は晴れたり曇ったり。呑みすぎで体が重く
3人ともしばらく駐車場で日向ぼっこ。
その後、屋根岩へ向かう。重い足取りでもだんだん酒が抜けてきたので
気合が入ってくる・・・が・・・
想像以上に岩が濡れており、僕ら以外の後続パーティーも
諦め顔。しかたなく駐車場に戻り、ボルダーならいけるかなと
ビクター岩へ。樹林帯の中の他のボルダーもやはり全滅なようで、
ビクター岩の南面?に人が集中、相当混んでた。
正直、ボルダーはボルダーで楽しいはずだが、
ルートに向けて気合が入っていたので、気持ちが切れてた。
ちょっと触った後は、ひたすらF山サンのトライや
他のボルダラーを眺める。折角誘ってもらったF山サンには
ちょっと申し訳なかった。F山サンはサブウェイ(3級)や
ランジ(3級)を華麗に完登。中国から帰ったら必ずトライしたい。
帰りに温泉に入った後、O内師匠から中国の最後の打ち合わせ
のお誘い。一度A岡サン宅でF山車に乗り換えて日野O内宅へ。
いよいよ中国が近づいてきた。
********************総括**************************
今回は天気に恵まれず
(まあ、この時期にしては”御の字”ですが・・・)
クラックを登れませんでしたが、『レギュラー(5.10b/c)』の一撃は
ほんのささやかな収穫。中国から帰ったら
フェイス・クラックともしっかり登りたいですね。
シューズも今回完全に壊れました。いままでアリガトウ、バラクーダ。
しかし・・・一番今回痛感したのは・・・
土曜の夜に呑みすぎると日曜が大変。
RP狙いの山行では飲みすぎゲンキンですな、メモメモ。
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