2009年2月24日(火) 前夜発日帰り L.日置
23日 移動
高速バスで草津まで。バスはガラガラ、空いていたのでビジネスクラスのシートに座っていたら、「お客さん、ここ料金違うんですよ」「駄目ですか」「はい、駄目です」ちぇっ、けちだなあ。
スキー場についてうろうろしていたら、おお、休憩所の扉が開くではないか。入れたのは便所前の自動販売機エリアだけだったけれど、駐車場ビバークを覚悟していたのでこれは嬉しい、早速寝袋を広げて就寝。
24日 草津国際スキー場10:00くらい―芳ヶ平―渋峠―芳ヶ平―草津15:30
6時半に起き上がる。掃除のおばさんに見つかると怒られるよとどこからか現れたおじさんに注意された。スキー場は8時半からだって、まだだいぶ時間があるからちょっと風呂でも入ってくるか。ババンババンバンバン、さすが草津、無料の温泉が町に十八箇所、すばらしい。
ゴンドラの終点駅でスキー場のパトロールに計画書を渡す。でも最初計画していた本白根山には登ってくれるなと言う。コマクサの保護とか言っていたけど、その1メートル上の雪の上を歩くのに影響あるのか、きっと何か秘密兵器でも隠しているに違いない、むう、見え透いたうそを。でも今回の目的は本白根の秘密を暴くことではないので素直に聞くことにする。
ようやく出発、芳ヶ平まではほぼ平坦、左にはこれからすべる斜面が見える。小屋までは順調に進むも、この日の雪はカリカリにクラストしていてものすごく滑りにくい。もう三年近くスキーはしていないし、登山靴だし、ちょっと心配になる。
渋峠までは空身で進む。わかりにくい地形だけれども目印が沢山あるので迷わない。とりあえず登りきったが視界は悪いし雪は最悪、もと来た道を戻ることにする。でもクラストした雪は空身でも滑りにくい。曲がらない止まらない、スキーってこんなに難しかったっけ。
芳ヶ平に戻って後は帰るだけ。だが天気はますます悪く、だだっ広いのに更に真っ白、目印はあるけれど、一つ見つけてもその先がまるで見えない。なかなか辛い下山になった。コンパスを見て動かないスキー板の上で踏ん張りながら少しずつ下っていく。樹林帯に入っても雪質は変わらず、道が狭い分更に滑りにくい。滑っては転び滑っては転びでなかなか進まない。いや疲れる。2時くらいには下りれると思っていたのに、道路に出てスキー場に戻った時はもう3時半になっていた。
楽勝と思っていたのに雪と天気で意外と手間取ったけれど、帰りもまた温泉につかれたし、帰国後一回目としてはまあ満足できた。でもスキーはもっと練習が必要かな、あのガリガリ雪でも滑る人はちゃんと滑れるのだろうから。
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