雪上訓練 in 富士山・三つ峠アイゼントレ
2008年11月29日(土)~30日(日)
メンバー: CL妹尾、SL盛山、森、松澤、金、柏瀬(顧問)、小川(ゲスト)
29日(土) 富士河口湖IC~馬返し(退却)~須走口(退却)~
富士スバルライン(退却)~富士北麓公園~土浦食堂
報告アップ遅れて申し訳ありませんでした。
今年も雪のシーズンが迫り、雪上訓練として富士山に臨む。
今年は講師に顧問の柏瀬さんをお招きし、充実したものになるはずだったが・・・。
朝8:30、予定より早く都内組、八王子組、小川さんの3台がIC近くのローソンに
集合。しかし、この時点でスバルラインが通行止めとの情報。仕方なく、
富士吉田口から雪のある場所まで歩こうということに。馬返しに駐車するも
まったく雪なし。40分ぐらい歩くが、「雪なくね?」みたいな感じがビンビン。
ここで吉田口を諦め、須走口へ。東富士五湖道路から目指すも、途中にゲートで
通行止め。え~い、ダメもとで富士スバルラインにとなるが、見事玉砕~。
やむなく、近くの富士北麓公園でやれることだけやることに。
バスケの中学生とかいる中、ザックと冬靴、ピッケル持った集団のギャップがまた・・・。
しかし、柏瀬さんのおかげで、雪が無いなりに訓練が行えた。
大まかなものとして、
・滑落停止
・アイゼン歩行
・各種ビレイ方法(リード、セカンド)
・ビーコン探査 etc・・・。
大まかな知識としては知っていたものが多いが、細かい修正点等は盛りだくさん。
仲間内だけなら決してできない内容は、ひとえに講師の柏瀬さんおかげでした。
他にもブーツ・アックス・ビレイなんかは初めてみる技術。
勿論、知っただけで使えるなら苦労しない。実際使いこなすにはまだまだ
体験・経験が必要です。CLが不甲斐無いせいで無雪の雪上訓練となり、
顧問の柏瀬さんをはじめ、わざわざゲストで来て頂いた小川さん、雪が無いにも
かかわらず熱心に参加していただいたまつど岳人の皆様、本当にお疲れ様でした。
帰りに土浦食堂で反省会(?)。ヤマが終わったあとはなるべくこうしてご飯なり酒なり
食べながらいろいろ話したいものです。今日の雪訓や、年末どこ行くなどの話しで
盛り上がる。
18:30頃、土浦食堂で解散。小川さん・妹尾はそのまま三ツ峠へ、他は帰京。
20:00前には三ツ峠の裏登山道入り口に幕営。小川さんとは去年の中国遠征で
初めてお会いしましたが、今回初めて組んで(連れて来て)頂いた。
今日の雪訓の話や、これからいくヤマの話、いままで登ったヤマの話、
どれもとても勉強になった。
いつも行く仲間だけでなく、違う会の方と行くことも非常に刺激的であると感じた。
30日(日) 7:00裏登山道入口~9:00屏風岩~17:30裏登山道入口
今日は来週行く予定の八ヶ岳に向けてアイゼントレ。
朝起きると風が強く、屏風岩は寒いだろうなと。しかし実際は風も無くポカポカ。
実際の冬期登攀とは程遠いシチュエーションだが、なにぶん私はアイゼントレが初めて。
つかみとしては十分なトレーニングになりそうです。
草溝ルート(Ⅳ)~第一クラック隣の無名チムニー(Ⅴ-)~
無名ルート(Ⅱ~Ⅲ)~No19クラック?(Ⅳ)~三ツ峠山頂~基部
を登る。残念がら、今回私は冬山素人と割り切って、ほとんどを小川さんにリードして頂き、
まずアイゼン・手袋に慣れることに集中する。
冬期登攀に慣れている方ならいざ知らず、冬山素人の私がこんな風に
アイゼン・手袋を着用して登ると、いつも特段面白味の無いルートも、
非常に刺激的なルートとなりました。
最後に一般ルート左(Ⅳ)?を登り、下山。いろいろとお世話になった
小川さんへの感謝、冬壁に対する期待、自分の素人ぶりなど、二日間だけでしたが、
しばらく感じたことの無かった充実した山行でした。
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