2007年10月20日(土)~2007年10月21日(日)
CL:盛山(記)、玉谷、坂本、松沢、妹尾、深田、柏瀬(顧問)
会山行という事で、みんなで秋の瑞牆山へ。
20日 カサメリ沢
さてどこに登るかと物色するも、登れそうな所が、コセロックかな・・・。
という事で、とりつく。
人数が多いので、ルートは別れて思い思いに取り付く。
雨があがったばかりの為、岩は若干湿り気味。
我々に先立ち柏瀬さんが、リードでトータルリコール(5.10b)に取り付く。
おおっ、さすが難なく登るが上部が嫌らしそうだ。
怖いので我々は安全第一でトップロープで挑戦。
難しいじゃないですか。私、堕ちました。
対岸の岩場も乾いてきたので、納涼岩にも触手を伸ばす。
5.9なのに悲しいかな、登れない。
コセロックに戻りネコの手(5.10a)もトップロープで登ってみる。
全然だめでした。
柏瀬さんから一言「太ったから登れないんだよ」
ガ~ン。薄々気付いておりましたが、ずばり言われるとはショック。
さすが大先生、良く見てらっしゃる。
松ちゃんとダイエット計画を立てますかね…
21日 玉坂:カサメリ沢 松妹盛:ハイピークルート 柏深:ハイキング
本日はそれぞれが行きたい所へという事で、3隊に分かれて行動。
我々はハイピークルートを目指す。
開放感のある気持ち良さそうなルートなので、天気が良いので期待が膨らむ。
大面岩を通りすぎトコトコと歩いていくと本当に山頂近くでようやく岩峰に付く。
すでに先行Pが取り付いており、順番待ちも1組。
これは遅くなりそうだな~と待っていたら、柏深隊が登ってきた。
見守られて取り付く。
1ピッチ目:クラックを登り、右のチムニーに入り込んだり、フェイスに出たりで登っていく。
クラックからチムニーへの移り、恐ろしい。
アルパインのリードはやっぱ恐ろしい。恐怖に負けそうな心を押さえ込み登る。
チムニーに入ってからも微妙。
狭い、狭すぎるよ~。
岩にサンドイッチされた状態でジリジリ登る。
途中で一度フェースにでて、再度チムニーへ戻る。
このトラバースも恐ろしい。
ここはA0の誘惑に負け、残置シュリンゲを掴んでしまった。
ここを超えれば、モゾモゾと岩の隙間に入っていき安全地帯。
やれやれ。
空中庭園と呼ばれる場所までザイルを伸ばし、ここでビレイ。
2ピッチ目:今度はクラックが走るフェースだ。
下部は割りと楽だがフェースの最後がなんとも。
最後の垂壁は、ツルッとしてるじゃないですか。
トップが飛びついて登った理由が分かる。
それを見ていたので、アブミを使わせて頂き無難に登る。
3ピッチ目:最後のハイライト。人工でピークを目指す。
この時点で14時。約束の時間に下山は100%無理ですね。
しかも渋滞中。
といってここで下山しては、何しに来たのだかわからん。
ちょっとリードが人工経験が少ないので不安があったが、突っ込む。
…おい、リード遅いよ、と突っ込みたくなる状況だったが、
まあ、気が済むまで登らせてみる。
さすがに時間切れで、リード交代。
でもやっぱ人工は時間がかかるもんだ。
時間にゆとりがないが、いい眺めだ。
終了点について、山頂をみるともう誰もいない。
そらそうだ、もう16時ですから。
さくっと下降し、登山道へ。
ダッシュで荷物を回収し、下山開始。
飛ばす飛ばす。
夕闇も迫ってるし、かなり走った。
ようやく17時過ぎに駐車場。
お待たせしました、柏瀬さん、ふ~さん。
すっかり車内で待ちぼうけの状態でした。
瑞牆山周辺は改めて思うが、良い岩場だと思う。
岩が綺麗だし、何より混雑が少ない。
シーズンももう終わりだが、また来たいと思う岩場である。
一緒に登る仲間がいることは良い事だ。
モチベーションが揚がりますね。
コメント
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