2007年4月28日(土)~29日(日) L:斉藤 SL:妹尾
28日 巳の戸沢
奥多摩駅8:28~巳の戸沢入渓11:30?~14:00終了点~日原集落16:00?
1日目、奥多摩駅8:28到着。バスに乗るも、登山者で満杯。15分ほどで終着点に到着。
そこから入渓点まで1時間半(?)ぐらい黙々と歩く。しかし行けども行けども
ルート図にある入り口が見当たらない。一度行き過ぎたことに気づき、引き返す。
だが入り口がある(はず)場所は急斜面が川まで続く。あれ?
対岸には巳の戸沢らしき沢が見えるのでなんとか谷まで下りれる場所をみつけ
恐る恐る降りる。しかし足場がもろすぎる・・・。
以下、巳の戸沢の遡行図が濡れて判読不能な為、曖昧な記憶で書いてます、スミマセン。
なんとか入渓点に到着。不要な荷物は林道にデポ。さあ初の沢登り、初の沢靴に慣れず慎重に歩く。
「ラインでなくゾーンで歩く」という頭で理解するが意味がよくわからず、
とりあえずアタルさんの後ろをついていくが、すぐに引き離され結局自分で
ゾーンを歩く(?)はめに。
しばらく歩くとゴルジュが連続して出現、忌山の悪場でしたっけ?
小さな滝(段差?)を幾つか超えると、今回の山行で越えた滝の中で恐らく一番
グレードの高い滝(巳の戸大滝?14~5m)をアタルさんがリード。
残置支点が2ヶ所あり、慎重に登っていく。ビレイする方もビクビクでした。
アタルさん曰く、遡行図にあるこの滝のグレード表記は甘すぎだろ、ということでした。
初日は3~4回ザイル出しましたが、全部アタルさんがリード。謝謝です。
14時頃、終了地点の仕事道に出ると雨が降り始める。寒いし、今晩のテン泊が憂鬱・・・。
仕事道は荒れてて足場が悪く、すべる。ロープが張っててもすべる・・・。
雨は小降り、アタルさんはガンガン進む。途中一度道を間違えアタルさんを見失うが、
すぐに元に戻れ、アタルさんを追っかける。
夕飯は集落の中の井戸みたいな場所で、これまた集落の店でかったビールと缶詰などを
加えていつものマルタイラーメン。テントは「森林博物館」の軒下に住民の方の許可を得て
設営。19:30就寝
29日 鷹ノ巣沢
東日原7:30~鷹ノ巣沢入渓8:00~終了点12:00?~鷹ノ巣山13:30~東日原集落15:00
2日目は鷹ノ巣沢。のんびり6:00起床、7:30出発。今日は初心者向けで行程は長いが
簡単とルート図。アプローチは登山道でわかりやすい。今日は2日目だし、なんとなく
沢登のつかみはOKという感じでリラックスして進める。
と油断してると、小滝を登ろうとして足を滑らせ、2mぐらい落ちて両足で着地。
危ない危ない、初心者向けといえども立派なバリエーション。気を引き締めて。
初心者向けらしくしばらくはワサビ田がつづいたりのんびりルート。
でも相変わらずアタルさんには引き離され、ウサギと亀かよ・・・・スンまそん(Byおさる)。
今日は是非とも滝の直登をリードしたいがなかなかいい具合のものが現れず・・・、
とようやく本日の核心、20m大滝(Ⅲ+)。小休憩の後いよいよ初リード。残置が幾つかだが、
ところどころ脆いホールドあり、慎重に登る。太い木の根に支点を作ったりして何とか完登。
しかし、後でアタルさんに木の根にはタイアップで支点作らないと、と指摘される。
(普通の巻き結びでつくってしまった。)一つ勉強になった。アタルさん謝謝。
核心を過ぎると、あとはあとは沢「歩き」と藪漕ぎのみなので鷹ノ巣山まで向かわず
帰り道の登山道のある尾根へ向かってショートカットする。やっぱり足場の土は脆い。
しかし尾根に出ても登山道がない。どうやら、大滝を越えた後一つ左の沢に入っていたようで、
登山道のある尾根はひとつ向こうらしい。
しかたなく(というか結局)鷹ノ巣山まで獣道をえんえんと向かう。
斜面も急で、沢を登った後なので二人とも疲れてる。ようやく登山道に出ると満面の笑み。
鷹ノ巣山で小休憩の後、下山。アタルさんはあっという間に見えなくなる。
いや~、うさぎさんは早いなあ。しかし靴下を忘れて素足に運動靴で下山なので
足が擦れて痛い・・・・、これで二度と忘れないだろう。
15:00過ぎに入渓点にデポした荷物を回収、昨日立ち寄った店でビールなど買って
バス停で待つ。天気もいいので人がぎっしり、みんな乗れないだろと思ってると
バスが3台。帰りの電車も混雑。
初めての沢登りでしたが、最初のイメージ(川にガンガン入って泳ぐ、笑)とちがって
歩き、渡渉、滝直登などかなり満喫でした。夏はもっと気持ちいいんでしょうね。
アタルさん、ほんとアリガトウです。
コメント
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