台湾「龍洞/Long Dong」
2016/12/04~08
CL 古(記) / SL 梅
12/4 移動日→台湾
ANA羽田発→台北(松山)行き昼頃到着、MRTで市内へ。
台北駅の近くに登山用品店がありガス缶購入。
今回は先にトポを入手していたためここでは買わず。
使ったトポは「ROCK climbing Taiwan」
写真でルートが分かりやすい、各ルート英語表記と中国語表記の説明あり。
1番南の「後門エリア」から北の「校門口エリア」のルートまで通し番号が付いている。
エリアの概略図は若干分かりずらいが、写真なので行けば分かる。
また、今回初日に現地台湾人クライマーと話すことができ、
ルートの最新情報がネット(facebook 「The bivy 岩小屋」の投稿)からダウンロードできることなどを教えてもらった。
リボルト情報や、登攀禁止ルートなどがあり教えてもらって良かった。
(※参照方法は変わる可能性もあるので、最新情報をご確認下さい。)
今回は台北の北東に位置する港町「基隆(キールン/チーロン)」を拠点に行動した。
台北からは電車で約45分、41元。
電車は20分に1本くらいある。
台湾人は親切という話を良く聞くが、
本当にこちらから何も言わなくても、
ロッカーでは使い方からみんなで小銭への両替までしてくれるし、
電車の切符を買うのに迷っていると一緒に買ってくれるし、
本当に優しい人達が多かった。
宿泊は基隆市内の夜市から徒歩1分のビジネスホテルを利用(一泊1人2,000円くらい朝食付)。
夕食は毎日夜市の屋台で2人で一食150元(600円)くらいで済んだ。
基隆はそれなりに都会で、コンビニ、ファーストフード、UNIQLOまで大体揃っている。
行動食用に毎日街角で売っている黒糖蒸しパンを買ったが、あれは美味しかった。
なお、夜市の店員、コンビニ、バスの運転手と全く英語は通じないと思っていた方が良いです。
基隆から岩場までの移動はあまり下調べしていなかったのだが、
台湾はタクシーが安いだろうと思い当初タクシーを考えていた。
が、意外と高くつきそうだ(片道2,500円くらい?)ということが分かりバスを利用することにした。
wifiなしでも携帯が使えればバスの現在地とバス停到着予定時間が分かるので便利だが、
私達の携帯は使えなかったので、
始発バス停出発予定時刻(ネットで分かる)に乗るバス停までの時間を足して少し余裕を持って行くという作戦で利用。
ちなみにバスの便名は791福隆行き(ピーク以外は1時間に1本)。
駅の方ではなく「市政府」というバス停(スタバ前)から乗車、
北のエリアは「龍洞港」下車、南のエリアならトンネル出てすぐの「佛祖廟」下車、
悠遊カードを持っていれば簡単だが、
私達は毎回現金で支払、最初は運転手に行き先行って確認していたが、
2日目からは何も言わずに収金箱に60元入れれば何も言われなかった。
そんなに見ていないようだ。
基隆から龍洞までは約40分。
結果的にはバスの利用はそんなにストレスもなく、
4日間問題なく基隆と岩場を往復できた。
台湾北部はこの時期はあまり天気はスッキリしないようで、
毎日雨予報。。青空は1度も見れなかった。
でも意外と台北、基隆で雨降ってても岩場は大丈夫だったりと行ってみないと分からないといった感じ。
ちなみに岩はとても乾きやすく小雨でも何とか登れるくらいだった。
気温は20℃前後で登っているときは半袖で大丈夫だった。
12/5-7 終日クライミング
校門口、長巷、音樂廳、後門エリアでトラッド、スポートを楽しむ。
そんなに本数を登ったわけではないのですが印象としては、
トラッドはジャミングすることは少なめで半分くらいスポートをカムでプロテクション取って登っている感じだった。
5.7から11cくらいまで登ったが、グレード感は妥当か少し易しいかなと感じた。
ホールドは分かりやすくムーブも面白いしジムっぽいクライミングだった。
鐘塔エリアから先に行くところのトラバースは、
現在は残置のfixロープはなかった。
濡れていると怖いかもしれないが乾いていれば問題ない。
黄金谷エリアにも行きたかったが、
後門エリアからは行くことができず一旦上のトレイルに上がらなくてはいけなかったので、
今回は時間の都合で行かなかった。
ルートは上で紹介した最新情報を見て登ったが、
それでも終了点アンカーが1つしかなかったり、
撤去されていたりで工夫が必要。
下から見ておかしい思ったらとりつかない方が得策かと思います。
12/8 クライミング&帰国
帰りは夕方のフライトだったので、
午前中だけでも登りに行こうということで、
早起きして岩場へ向かう。雨の中。。
本当は少し奥まで行こうと思っていたが、
雨が強まりそうなので校門口エリアへ。
看板トラッドルートの「Surprise Crack 10b」を登ってる間に雨が強まる。
だましだまし登っていたがさすがにキツくなり2本だけ登って撤収。
でも最終日まで登ることができて満足の4日間だった。
予定より1つ前のバスで基隆へ戻り、電車で台北へ。
まだ時間があったのでロッカーにザックを預け昼食。
夕方のフライトで帰国。
岩場の全体的な印象としては城ヶ崎を大きくした感じ。
それならわざわざ台湾まで行かなくてもと言われるかもしれませんが、
個人的にはわざわざ行く価値のある岩場だと思いました。
また機会があればもう少し言葉を覚えて訪れたいと思います。
古
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