2014/4/26~4/27
CL:盛山(記)、あたる
『藪』…草や木が生い茂った一角(By:Wikipedia)
ただひたすら苦痛の登高を強いられるドMの訓練ルートでした。
【記録】
4/26(土)
とおみ駅11:00≠11:10アルプス平11:20--13:00小遠見山--14:30大遠見山―15:00西遠見山 幕営
4/27(日)
幕営地4:00--5:30取付き-(GⅡ中央稜)-10:00GⅡの頭--10:15五竜山荘--11:00西遠見山11:30--13:30アルプス平≠とおみ駅=帰京
【報告】
前日の下見でリッジに出るルートがいくつか取れそうで、その中でも比較的楽しそうな一番末端側のルンゼルートで行くことに。
…しかし黒い尾根だな。雪稜??という疑問を抱きつつ前日は終了。
…しかし黒い尾根だな。雪稜??という疑問を抱きつつ前日は終了。
腐った雪が詰まったルンゼを登る。ルンゼにはキレイに雪が詰まっていて、一見快適に登れそうだが、太陽がサンサンと降り注いでいる。
案の定、グサグサで右の草付き+ぼろぼろのザレバに残置fixがありそちらのルートにする。
草付きクライミングで立ち木でビレー。
藪こぎからスタート。
途中から雪が出てきて藪と雪のミックス。
藪と雪のミックス。プチナイフリッジがあり。
再び藪こぎ。
で、中央稜のリッジに乗る。
おもむろにザイルを外す我々。
そこに見えたのは藪尾根。
ところどころにザレバ。
なんですか、これは?
モチベーションゼロのクライミングはツラい。
ちなみに決して簡単な訳ではない。
ところどころに岩場があり、瞬間的に4級な感じはある。
何よりも浮き石だらけ、不安定なハイマツを掴みながらの登りはさながら沢登の詰めのよう。
悪さで言えば、なかなかの高グレードです。
稜線にはプチ雪壁を乗り越えて乗ると登山道と小屋が見える。
五竜岳を登頂するという選択肢はなく、さっさと下山を開始する。
今の僕たちに必要なのは登頂よりも小屋のコーラだ。
何よりも暑かった。
それは訓練の山。
4時間におよぶだらだら登るアプローチ、腐った雪、ハイマツ登り、浮き石だらけのルート…まさにアルパインクライマー養成コースだ。
久々に重い荷物を背負っていったら足がガクガクでした。
GW の訓練山行という意味ではこれ以上の適したルートはないのではないだろうか。
コメント
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