2012年7月4日(水) 日帰り
メンバー:S尾(記)
前日に山梨は全域で土砂降り。当初はパートナーと
岩に行く予定でしたが、乾くか微妙な感じで
『とりあえず行ってみる?』という楽観的な
(というか諦めの悪い)提案は見事却下苦笑。
夜には東京で部会に出席せねばなんで瑞牆あたりは
移動に時間がかかるし・・・一人だし・・・。
ということで、今年無雪期シーズン初の富士山に
体力トレーニングを兼ねて行ってきました。
日程:4:40馬返し~7:30五合目~11:30八合目~15:10馬返し
今回はただ単に富士山登ってもツマランやろ、ということで
通常の日帰りトレッキング装備に30kgの重りも出血大サービス(笑)。
トータルで35kgオーバーは久しぶりに担ぐ重さで肩に腰に
食い込みまくりんぐ。
当然ペースはあがらず、抜かれまくりでライバルは五合目付近を
うろついてたバアちゃん。いつもの吉田口登山道もなまった体には
違う風景に見えます。それでも歩き方や呼吸の仕方を意識する
機会なんて滅多にないので、なるべくペースを崩さず登る。
天気は快晴で先日山開きを終えただけあってハイシーズンほどでは
なくても登山者で賑やか。登山道付近の至る所で来るハイシーズンに
備えて山小屋関係の荷揚げや工事が行われていました。
しっかし・・・外国人多すぎでしょ(笑)。
新緑の緑、残雪の白、地面の茶色、空の青。富士登山の中で今が
一番気持ちのいい時期かもしれませんね。
9合目ぐらいまで行けるかなと思ってましたが8合目で時間切れ。
重りの半分以上はペットボトルの水なので
『水道水から富士山の水に大出世だな。』と自然に還し
身軽に下山。されど夜の部会に間に合うか微妙なので
毎度のごとく疲れた体に鞭打って急ぐ。
馬返しでは駐車場目前でボランティア?のおばちゃんに
お茶を勧められ、冷たいお茶を2杯も頂く。ご馳走様でした。
そうそう、その時紹介されましたが頂上での写真を添えて
富士吉田市内の各所で申請すると登頂証明書なるものが
登録番号入りで発行されるんですね。
ま、興味ないですが。(興味ある方はググッてクダセイ。)
【総括】
積雪期には一泊二日ともなればかなりの重さの装備にラッセルなど
山に行くだけで体力がついてたもんですが無雪期だとどうしても
重たい荷物とは無縁になりがちです。
やはりアルパインクライミングをやる以上、必要な体力養成は
一番メンドくさいけど、一番重要だったりもします。
そういう意味ではランニングなど日常のトレーニングも有効ですが、
やはり重たい荷物を実際担いで行う山歩きが一番効果的ですね。
忙しいくただでさえクライミングの時間が少ない方には
歩荷なんて後回し、というのも仕方ないわけですが、
もし時間ができて、かつクライミングが難しいとき
こんな山行も悪くないんじゃないんでしょうか?
コメント
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