2011/12/11
メンバー:CL斎藤、SL松澤、入江、安齋、盛山(記)
朝起きたら快晴!と言いたいところだが、
現実はどんよりとした空の下、天神平へのロープウェイに乗り込む。
本日からスキー場もオープンらしくパラパラと人がいる。
朝っぱらからロープウェイに乗り込むのは、ほとんど山岳会だ。
<雪上訓練の内容と要点>
・滑落停止
雪上訓練といえばコレ!みたいな感じですけど、 基本なんでしっかりやります。
基本型の足から仰向けで落ちていくパターンと、 仰向け頭からとうつ伏せ頭からの応用編。
重要なのは「諦めずピックを刺す動作を繰り返す事」 根性論になりますが、諦めない事、コレ重要。
滑落停止の基本型は体に覚えこませる事になるので、何回も練習が必要です。
しかし谷川の雪はフカフカで全然滑らないなあ。
積雪もまだ少なかったので、斜面を固めたけど、すぐに草が出てきてしまった。
ちょっとリアリティーにかける部分がありました。
~技術本より~
・耐風姿勢
基本は三角形。
気合いを入れて足を踏ん張る。
風の向きは急に変わる事もあるので、体重は三点に均等にかける感じで。
~技術本より~
・スタンディングアックスビレー
ピッケルorアックスを雪面に埋めて、肩がらみビレーの加重方向を真下に変えて、安全にビレーする方法。
落ちる役(ビレーされる人)がここぞとばかりに転がり落ちるもんだから、支点がブッ飛ぶ事も。
~技術本より~
・コンテからの制動
ザイルを繋いで同時に行動するのがコンテ(コンテニュアス)といいますが、落ちた際には残された人間が確実に確保しなくてはなりません。
そうしなければ、当然自分も引きずりこまれてthe endです。
雪稜なら反対側に落ちてバランスを取りますが、雪面の時はピッケルを使い制動をかけます。
焦ってはいけません。
墜ちてから自分が引かれるまでは結構時間があるので、手に持ったザイルのループにピッケルを通し、雪面にブスッと刺します。
全体重をかけて、ドスッと雪面に刺します。
ループにピッケルをブスッと
体重をかけて抑え込む
~技術本より~
・ビーコン探し
一応。
3台しかなかった為に、2人づつで捜査。
午後にやったのでだらだらっと。
<総括>
例年になくしっかり訓練をしたんじゃないかなと思います。
雪が少ないのとふかふか過ぎてなにやらイマイチ感はありましたが、まあ良しとしましょう。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。