八ヶ岳_阿弥陀北西稜

2014年2月22日

ＣＬ：盛山（記）、梅澤

雪雪雪。
ルートにトレースゼロ！
完全に自分達だけの力で登れる！なんてカッコ良いこと言えないっすよ。
もうラッセルでやられました。このルートは既に取り付き間違いで2回敗退しているからもはや気分的にはラッセル敗退なんてありえない。 
ただ体は正直。
超疲れました。

 

 

 

←これ南沢の登山道です・・・北西稜の入口からこんな感じ

 

＜時間＞

赤岳山荘7:00- 9:30行者小屋10:00-12:00尾根上-(北西稜)-14:00取り付き-17:30山頂-18:30行者小屋-19:30赤岳鉱泉

 

 

＜ルート＞

１ﾋﾟｯﾁ（梅）

岩稜を右から回り込んで行き、ミックスをちょこっと。

 

２ピッチ（盛）

ミックスのルンゼを岩壁目指して登る。せっかくバイルを2本持ってきたのでダブルアックスにしてみる。

 

３ピッチ（梅）

目の前の岩壁の凹角を登ると思いきや、左をトラバース。凹角にはシュリンゲも垂れ下がっていたが派生ルートらしい。

 

４ピッチ（盛）

核心らしい。スラブ状のフェイスをずりずり登る。ドラツーは諦めA 0でリッジに乗り上げる。ちょっとノッコシ感が気持ちいい。

 

安定しているとこまであと1ピッチザイルを伸ばし終了。

この４ﾋﾟｯﾁ以外にも下部でも状況次第でザイルを出すらしい。

途中に何個か残置支点があったが、時間もないのでフリーでさっさと登った。

 

＜ルート総評＞

登攀はしっかりとルートを選べば、典型的な草付きと岩のミックス登攀で比較的登りやすい。
尾根への取り付きが分かりづらかった。
反則のGPSを使っても「これ、合っているのか？」と半信半疑。

永遠に続くとも思われてくるラッセルをして、岩峰が見えてきたときはホットした。

ちなみに阿弥陀から下山は最短コースの中岳沢にしましたが、そこも酷いラッセルで最初から最後までラッセル地獄でした。

今年はもうラッセルやりません。

 

　
　 　

 

 

＜反省点＞

特になし！

 

と言いたいとこだが、まあ時間見ればわかる通り遅いよね。

もう少し朝早く出れば良いのだけど、寝不足がキツイんですよ・・・

まあ15時になったら取付きを諦めて撤退としていたし、明るいうちに登山道まで抜けてるし許してね。

あまりマネしないでください。