11月13日 日置 松澤 入江 安齋
朝発だと登り始めるのも昼過ぎになる。結構我々と同じようなことをやっている人達がいる。
まずはトップロープ、全員へっぴり腰。調子が出てきたところでリードに挑戦、なかなかいい感じになってきた。
半日だったけど思ったより練習できたかな、最初と最後でかなり動きが変わったのでシーズン前にちょこっとでもやっておくのは大事かもしれない。
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2011年10月16日
メンバー:CL松澤、斎藤、入江、盛山(記)
久々の救助訓練。
<セルフレスキュー>
基本ということで、皆でザイルにぶら下がり登る。
マッシャー(もしくはシャントなど)をつける位置がポイントだね。
足とハーネスに交互に体重を移しイモムシの如く登る。
<搬出>
岩場のテラスから負傷者を降ろします…
重い、重すぎるよ。
ザイルに負傷者の体重を移すのがポイントなんだが、上手くいかない。
そらそうだ、この緩傾斜では無理だな。
本気で降ろすなら担ぐ心意気は必要だ。
<支点作成再確認>
実地トレーニングということで、中央カンテを登りながら。
<その他>
ハーネス忘れの愚か者がいたので、シュリンゲハーネスを体験。
ビレーくらいは問題ないが、懸垂下降は酷いもんだ。
またクライミングもこの上なくやりにくい。
ハーネスって素晴らしい。
2011/10/29~30
メンバー:CL盛山(記)、斎藤、松澤
ルート:左岩稜改め左フェース
前夜発で高速をぶっ飛ばし、3時に現地着。
3時間仮眠を取り、いざ明星山へ。
既に10年越しの目標の岩場だ。
なにぶん東京からは遠すぎる。
しかも増水で渡渉出来ず撤退した無念の岩場。
今日は天気もバッチリ、我が山岳会の核心?ともいえる寝坊もしなかったぜ。
まあ、取り付いたのは最終パーティーでしたが。
それが仇となり、渋滞中。
1ピッチ目の支点で待つこと1時間くらい。
諦めて左フェースへと変更する。
やはり寝坊か…
明星はなかなか渋いルートだと思った。
爽快感とルートファインディング。
自分がリードしたのは4~6ピッチだったが、
大岩壁をトラバースしながら、右上する部分。
ピンも少ないし、ルートが何本か取れるので迷う迷う。
なんとなくピンを拾うのではなく、ルートを選びたいというこだわりもあり、慎重に進む。
途中、残置支点がなくなって、ザイルが一杯になったときは「やっちゃった」です。
まあ、綺麗なラインを登ったつもりだったんだけど、結果的に迷子です。
ただ久々にリードのドキドキと岩と対峙する楽しさがあった。
そのあとの松には迷惑をかけちゃいましたけど。
<ルート>
1:斎藤:ブッシュの中の垂壁。いきなりこれは厳しいな。体を振って重さを誤魔化して登る。
2:斎藤:左岩稜との分岐まで。そこそこ傾斜がありルートを選ばないと難しい。
3:斎藤:左フェースに入り、ピナクルまで。
4:盛山:懸垂して、クラック沿いに右上。快適。
5:盛山:トラバース気味のルートになる。
6:盛山:広いフェースを進む。かなりルートに悩む。難しくないが故に迷う。
7:松澤:上部に見えるブッシュ帯を目指すのことにする。ブッシュに突っ込むと安心と思いきや、結構イヤらしい。
8:松澤:下降気味にトラバース。ひょっこり左岩稜に合流。松ノ木テラスの一つ上。やれやれとりあえずは無事に帰れそうだ。
一応、左フェースは終了。
ただまだ左岩稜があります…
松が引き続きリードをしてくれる。
さすがにもうルートには誰もいない。
17時には左岩稜終了点に着き、一路踏み跡を辿り下山。
下山路はマーキングと残置ロープがあったので分かりやすかった。